うさぎの畑の明渠と里芋植え付け

新しく借りたうさぎの畑、東半分をたけちゃんが耕耘してくれたので里芋を植えることにしました。
さて、畑に行って思い出しました。うさぎの畑は南北に傾斜があって、一番下手の北側に明渠を作ったほうがよさそうだということ。3月に「いのちめぐる風土の再生講座」で教えてもらった方法を試してみることにしました。

うさぎの畑は桑畑だったのですが、道路と家から一番遠い地点に、ユンボで大きな穴を掘って、桑の木を燃やしました。ちょうど、その穴の場所が、畑で一番低いところだったので、その穴を埋めずに、水が抜ける場所として利用することにしました。うさぎの畑は、北側にコンクリートの排水溝があります。10年くらい前に、作ったそうです。それまでは、雨が降るとずぶずぶになっていたそうです。「いのちめぐる風土の再生講座」の矢野さんは、コンクリートだと土中の風(空気)が通れず、窒息する危険性を教えてくれました。たぶん、コンクリートの排水溝では足りないと感じたので、そこから1m離れたところに深さ20cmくらいの明渠を作り、桑の枝をいれて空気が通るようにしました。明渠の中でも所どころ深みを作るのがポイントです。40cmくらいの深さにして、大きな桑の木を入れました。穴掘りをしてみても、他の畑とは違い、土が粘土質を含んでいるのが分かります。雨の後に川ができた様子も、桑の細かい枝が溜まっていることをみて分かります。市民農園を借りている時に、傾斜があって、水が流れる畑だったのですが、水が流れるとかなり土が硬くなってしまいます。この畑は、水の扱いをしっかりしようと思いました。

この明渠の隣には、水を好むナスを配置しようと思います。明渠で掘った土で盛り上げたところは綿を。水が集まりやすいところには、三つ葉やフキも。普通の畑とはずいぶん異なりますが、面白そうです。くまの畑、たぬきの畑は、トラクターを利用して、雑穀、大豆、イモ類など、広々使いたいと思っています。元桑畑だったきつねの畑とうさぎの畑は、トラクターを入れるのがもったいないので、耕耘機で耕しながら、細かなケアをしていきたいと思っています。

さて、明渠ができたのでようやく里芋の畝立てをしました。60cm幅の高畝にして、95cm幅の黒マルチをしました。イモは、株間50cmで、深さ20cmにしたかったのですが、土が乾き気味で掘っても崩れちゃいます。四苦八苦しながらどうにか30個植え付けました。

明日は、セレベスを40個ほど植え付ける予定です。今度は、高畝を作る前にセレベスを植えて、それに土を盛って高畝にして、マルチをしたいと思います。後日、里芋の芽が出たところの黒マルチを切ってあげます。さて、どうなるでしょうか。マルチは、収穫までそのままにする予定です。

P4090027.JPG

明渠 手前は深みに突っ込んだ桑の木

P4090028.JPG

端っこの大きな穴

P4090029.JPG

深み

P4090030.JPG

穴と明渠がつながってます。交差点には深みを作る

P4090031.JPG

たくさん落ちていた桑の枝が、ちょうど明渠の空気の通り道用に利用できました

P4090032.JPG

南北にも明渠。

P4090033.JPG

里芋の高畝

カテゴリー: 栽培

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*