看板と直売所の準備

農作業のしすぎで、肩が痛くなり、手がしびれるようになってきたので、力仕事は月曜日までお休みにしました。そのおかげで、後回しになっていたnico通信の原稿書きも終わり、小島農園の看板を作ることにしました。

ご近所の陽海さんが、「うちには、鉄工、木工、溶接なんでもあるから、買うことはない、使っていいよー」と言ってくださっていたので、訪問しました。埼玉原木市場さんから、看板用に杉の板60cm×400cmを4枚と12cm角くらいの角柱2mを2本いただいていたので、板の表面を削って、200cm×60cmの看板を作ろうと考えました。また直売所は、足場パイプで骨組みを作り、屋根や周りをトタン板で囲う方式しか思いつかないので、それを下書きして相談することにしました。

陽海さん、いらっしゃいました。そして、工場2階を見せてくださってびっくり!なんと立派な原木がごろごろと積んであるではありませんか。直径50cmはありそうな桜の木、銀杏の木、そしてくねくねしたものは、楓の巨木だそうですが、生きている時は100万の価値があったそうです。銀杏の木は、なんと、伐採して3年経ってもまだ芽が出るそうです。陽海さんのご自宅も木がふんだんに使われていて、それは素敵なのです。

ところで看板ですが、いただいた杉の板は建築にはとてもいい素材だけれど、木目が地味で看板にはむかないと指摘されました。前回お会いした時もそう言われていたのですが、陽海さんの素敵な木と感性を知り、陽海さんオススメの板を使わせてもらうことにしました。さらに、直売所の案も即ダメだしされました。畑に鉄は似合わない。トタンも手軽だけど、センスがないんだよねーと。たしかに、畑に設置されている直売所をよく見かけますが、かなりみすぼらしいものが多いです。

陽海さんが、うーんと考え込んだあとに、「屋根は、うちの屋根と同じ素材使うのどうかな?」と言われ、なるほど、そんな素敵な屋根なら畑にあう!と思いました。自作しても2万円くらいかかってしまいそうだったので、陽海さんに制作を依頼することにしました。どんなものになるのか、とても楽しみです。

話の合間に、心の持ち方についても教えをいただきました。陽海さん、私の師匠、導師になりそうだと感じています。まだお会いして間もないのに、私の特性を理解していただいていて驚きます。私の心の鏡は、私だけを写すもの、それで他人を写すから不満がでるのだと。(前回も言われました)看板や直売所についてもちろんのこと、お会いできて、お話を聞くことができて、とてもとてもありがたいと思います。

ところで、看板には色が落ちないようにペンキで字を書くのか?と思っていたら、墨の方がいいと言われました。木が墨を吸うから、落ちることはないと。試しに、木に墨で字を書いて実験することにしました。作物の名札を立てたいと思っていたので、こんな感じに。ついでに、看板の字を書く練習になりました。

野菜の名札

カテゴリー: つながり, 農場
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  1. […] かなか行けなかったのですが、ようやく21日になって(ちょうど肩が痛くて何もできなくなったので)陽海さんのところに看板作りに行きました。こちらに詳細が。看板と直売所の準備く […]

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