2014年12月1日 畑の便り

2014年12月1日 第25号
小雪、朔風払葉(冷たい北風が、木々の葉を落とす頃。)

毎号、右上に旧暦を書いているのですが、季節にあったものが多くて感心します。最近、木々がきれいに紅葉して、落ち葉がきれいだなと感じていたところでした。暖かかった秋も終わり、明後日からは朝0度と強い寒気がやってくるそうです。12月1月は厳寒期と言われていて、露地野菜はどんどん枯れていきます。お野菜には不織布をかけて、寒さをしのぎたいと思っています。

新しく借りた「りす」の畑を開墾しました。まずは、アカザ、センダン草、ヨウシュヤマゴボウなどなど、大きな雑草を刈り倒します。桑の枝も幹の近くから切ります。さっぱりしてから、ユンボという小さいショベルカーで桑の木を抜きます。今まで2つの桑畑は、慣れている人にお願いしていたのですが、今回は自分たちで操作しました。なんて楽しいんでしょう。3日目にはずいぶん上手に操作できるようになりました。桑の根っこの太くて長いこと。抜くのが大変でした。

開墾.jpg

ユンボで桑の根っこを引っ張っているところ

お野菜の育ちも、面白いことばかりです。タアサイは1週間ごとに種まきしたのですが、9月7日に播いたものは11月中旬に枯れ始めました。2番目に播いたものも11月終わりに勢いがなくなってきて、これから3番目の9月20日に播いたものを収穫します。「タアサイは寒さに強い」とだけ聞いていたのですが、種をまく時期によっても枯れる時期が変わるということが勉強になりました。木曽紅カブは、去年育てた時に、色がきれいで味もよく、2月まで畑においておけることから、たくさん種をまきました。間引きも上手にできたので、大きな赤いカブが育っています。今日一番の大物は1つで1kgもありました。生で食べてもよし、じっくり焼いてもよし、そしてスープに入れてもいい味がでます。ゴボウ、人参、カブ、ネギを1cm角に切って煮たスープがとってもおいしかったです。味付けは塩だけで十分です。

白菜、ほうれん草も順調に大きくなっているので、12月に収穫をはじめます。11月中旬には、玉ねぎの定植もしました。豌豆、そら豆も播いたので、来年5月6月の収穫が楽しみです。

小島家では、第3子が2月に生まれる予定です。この冬は、お野菜のお届けを1月までとさせていただく予定です。2月以降人手が不足するので、夏野菜の販売はお休みすることも考えています。(夏の間は、さつまいも、里芋、ネギ、人参などを作ります。)ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

カテゴリー: 畑のお便り

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