クマの畑一番のやせ地に育つ大豆

クマの畑の東の南端は、7月中旬まで雑草やクローバーもろくに育たない枯れた土地でした。

8月に、PHの調査をしてもらったところ、5.2で酸性に傾いているので作物が育たないのですと指摘されました。そのときいただいた資料で、大豆はpH6.0-6.5の弱酸性で育つと書いてありました。「あれ?大豆だけ繁ってるけど?」そして、同じくpH6.0-6.5で育つというホワイトクローバはほとんど育っていません。

最近、根粒菌やVA菌根菌について読みました。それがすでに土壌に存在する場合に活躍するそうです。そして、根粒菌にも種類があるそうです。枯れたと思われた土地にも、大豆につく根粒菌が存在していたのでしょうか。VA菌根菌で有名なひまわりはほとんど育ちませんでした。

すぐ北隣の土地では、自生のヒエがよく育ちました。近所のおじさんには、去年はウドが育たずに、途中からヒエばかり育っていたと聞きました。酸性、やせた地でも育つというそば(韃靼そば)をまきました。生育はよくありません。やっぱり、酸性、アルカリ性だけでは量れないいろいろなことが、土の中では起こっているのだと思います。

クマの畑では、大豆が本当によく育っています。落花生を試しぼりしたときには、根粒菌がたくさんついていました。この調子で、大豆と落花生で地力をあげていきたいと思っています。

いろいろな種をまいて、野草の状態も観察して、畑の特徴を掴んでいきたいと思います。

カテゴリー: 栽培

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