9月20日播きの赤ひげねぎが大きくなってきたので、うさぎの畑に定植しました。赤ひげねぎは、茨城の在来種です。以前つくば市で体験農園をしていたときに植えて、赤い色と柔らかくて甘い味が好きになりました。分けつネギはどんどん増えるので好きです。そして、夏もおいしく食べられ、薬味としても使えます。
秋まきのネギは3種類の実験になりました。
1.9月19日にたぬきの畑に赤ひげねぎをまく
2.9月20日にきつねの畑に赤ひげねぎをまく
3.9月30日にきつねの畑に根深ねぎをまく
1.は12月が来る前に消え始めていたので、2だけに12月になってから不織布をかけました。3月上旬まで不織布をかけていたのですが、外す頃には結構大きくなってびっくりしました。さすが、なんでも育つきつねの畑です。3の根深ネギは、まだ小さく5月中旬以降にならないと定植できないと思います。
まずは、タケちゃんがリターンカルチに里芋用の刃を取りつけて、溝を切りました。溝の幅が40cmくらいあります。大きすぎ?と思ったのですが、定植をはじめて、広くて作業がしやすいと気が付きました。溝の底には、きつねの畑の枯草を刈った山からメヒシバのわらを持ってきて敷きました。去年瑞穂町のいがき農園さんに見学に行ったときに、研修先の世田谷の大平農園では、わらを敷いていたと聞いたからです。あとで掘るときに抜きやすいそうです。2012年の明石農園と同じく、畝間1m、株間15cmにしました。畝間がこのくらいないと、土がたくさんかけられないようです。
長男が、「手伝うよー」と枯れ草を敷くのとネギを植えるのを手伝ってくれました。どうやら、私がやっていると簡単そうに見えるけど、やってみると難しいそうで、「もうやめた」と今回はあっさり10本くらいでやめちゃいました。確かに、ネギを立てるのが難しいかも。
1畝13mほどですが、2日間で4畝500本定植しました。まだ4畝くらい定植できそうです。この赤ひげねぎ、春まきも試しています。うまく育った場合、定植する場所がありません。
それにしても、去年は大失敗したネギが、今のところ順調で嬉しくってたまりません。去年は、苗作りから失敗でした。栄養のないクマの畑の土だけで箱播きしましたがぜんぜん育たず、さらに水やりを怠り半分枯れて、小さなまま定植したものがすべてネキリムシに食べられてしまいました。去年は、勉強のためにと購入した苗も、雑草にまぎれて消えてしまいました。今年は、これから土掛けを上手にやって、きちんと収穫したいと思います。
冬の間、お隣の畑の方から、1畝分のネギを買い付けて販売したおかげで、12月から3月までのネギの生育の様子を知ることができました。12月からも少しずつ大きくなり、2月からぐんぐん育ちました。栽培で利用しているのも、同じリターンカルチなので、リターンカルチでここまでできるんだと勉強にもなりました。
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