※この記事はなおちゃんがノートに書いたものを、たけさんがブログにアップしたものです。
2015 年 2 月 20 日、朝 4:32 に長女が産まれました。
予定日の 13 日を過ぎてもなかなか出てくる気配もなく、待ち遠しい日が続いていました。雨上がり、そして旧正月の 19 日、今日こそは! と母子で南小畔川沿いの遊歩道を散歩し、夕方も団地をぐるぐる歩き回ったおかげか、ようやく夜 9 時頃に軽い陣痛がはじまりました。10 時半に破水し、伊深先生に連絡すると、(自宅で出産する予定でしたが)今日の昼もう一人陣痛が始まった人がいるので、強い陣痛がきたら助産院にきてください、とのこと。「羊水の色は透明ですか? 少しですか?」と聞かれたので、「黄色くて、いっぱい出てます」とお伝えしました。
慌てながらも朝ごはんに! とご飯を炊いたり、入院の準備をしたり。その間も羊水が出ること出ること。1 時半、陣痛がもう一段強くなったので先生に連絡。「来てください」とのことで、子ども二人を起こして四人で助産院へ。車の揺れが陣痛を促進するようです。
助産院では診察室で NST チェック? そしてまだそうなので父子は 2 回の部屋で休むことに。私は分娩室で休むことに。5 分おきに来る陣痛。そのたびに先生は痛いところをさすってくれました。
4 時にこれは痛いー! というのがはじまって、父子も部屋にやってきて、わりとすぐに頭が見えてきました。が、なんと首にへその緒がまいていてい赤ちゃんの顔が紫色だったそう「小島さん、頑張って、いきんでー。赤ちゃん、首にへその緒まきついてるから」と言われ、先生もひねり出そうとしてくれ、すんごく痛いーけど、赤ちゃんもっと苦しいはずと頑張りました。
最後は逆に「いきまないで、はあはあはあで」と言われ、ようやくブルルンっと出てきました! 遅れて到着した永田さんが赤ちゃん泣かせます。足の裏触ったり、のどの羊水吸い込んだり。ようやく、おぎゃおぎゃと泣いて一安心。
産後はなんとお父さんがカンガルーケア! これで「赤ちゃんの酸素量も上がったわよ」とのこと。赤ちゃんは 3,769g、頭囲 35cm と大きかったー。
先生が大きいから肩も張っててなかなか出なかったわね、へその緒まいてたから自分で旋回できなかったみたい、私がひねり出したのよ、でも四つん這い(私があおむけは痛くてムリー! と言ったので)だったから大変だった、とのこと。
酸欠状態で出てきたので、様子をみるため一日入院することに。父と兄二人 !! はいったん帰ることに。
すやすやとよく眠る赤ちゃん。6 時におっぱりしっかり飲んだ後は 11 時まで寝てました。おいしい朝ごはんをいただいて私もよく眠れました。2 時頃に夫だけ面会に来て、また二人で眠って。なんてのんびりした静かな時間。
思いがけず助産院で出産となりましたが、ゆっくり休めておいしいごはんを食べれて、これもよかったーと思いました。
夜 8 時すぎ、伊深先生とのんびりお話もできました。今日陣痛が来なかったらなにか怪しいので自宅出産は難しいかも、と永田さんと話してたのよ、とか、羊水の色がもう少し濃かったら太田先生のところにいくところだったわ、とか。へその緒がまきついていると苦しくって肛門に力が入らなくて胎便が出て色がつくそう。
そんなことを少しも顔に出さず、「危険は助産師が覚悟すればいいこと(蘇生が必要になることも考えていたそう)」と、妊婦さんが安心してお産できるように何も告げなかったことが素晴らしいと思いました。
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