ようやく育苗ハウスができましたので、温床を踏み込みました。
当初、3/15 にはトマト、ナスの播種をする計画でしたが、3/17 (日) に参加したいイベントもあるし、急がずゆっくり始めたほうが失敗が少ないようなので、週明けに播種することにし、それまでに安定的に温度が上がるよう、本日温床を踏み込むことにしました。
温床枠の設置
まずは育苗ハウスに温床枠を設置しました。
温床枠は、とりあえず手に入る材料で作ること、組みやすさ、通気性などを考慮し、板を角杭で挟み込んで組むようにしました。セルトレイが 6 枚入るサイズということにしました。SPF 1×8 材の 3 フィート (914 mm) と 4 フィート (1,219 mm) がちょうどよい感じだったので採用しました。厚さは 19 mm。高さは 184 mm なので、これを 2 段か 3 段に重ねて使うことにしました。
踏込み
明石農園の温床の踏込みを思い出しながら、踏み込みました。水をかけながら落ち葉をかき混ぜ、まんべんなく混ざったら米ぬかを振りかける、という作業を 7 回ほど繰り返しました。
落ち葉は、飯能市内の公園で集めたものと、明石農園の林からいただいてきたもの、あわせて 120 L のビニール袋に (8 割ほどつめたものが) 6 袋ほど。米ぬかは無農薬栽培されたお米のものをいただいてきました。
裸足で踏んだらちょうど具合が良かったようです。
一応の完成
踏込みが済んだ温床には、蒸散を防ぐため、ビニールをかけておきました。
きちんと温度が出てくれるといいのですが、どうなるでしょう。
踏み込み温床をやってみて気がついたことをメモ。
長靴を忘れてしまって、地下足袋が濡れては午後の作業ができないと思い、裸足になりました。
そのおかげで、水分量とか、落ち葉の踏みすぎ具合とかを敏感に感じることができてよかったです。
落ち葉は、水押公園のが6割、明石農園の雑木林からいただいたものが4割くらいでした。
省スペースで保存するためと、自転車で運ぶために、120Lのビニールにかなり圧縮して入れたのですが、
3カ月間の間に、落ち葉が押し花のように平らになってしまって、足で撹拌してもすぐにぴったり重なってしまうようでした。後で気がついて、一番下からかき混ぜ直したり、試行錯誤しました。
ビバホームの1本100円の木杭は、壊れやすいです。
怪しいものは避けて購入したのですが、やっぱり壊れてしまったものがありました。
安いからって、こんな使えない木杭を売っていいのだろうか?
米ぬかは、自然食品店の有機の里で無料でいただきました。
そのときある分を分けてもらえます。合計8Lくらいだったのですが、ちょうどよかったです。
落ち葉の袋を開けたとき、なんともいえない芳香が漂いました。
袋の中で好気性発酵をしていたのでしょうか。
それと、朝一で作業をはじめ、日中の温度も発熱に利用できるように心がけました。