種を手でまくこと

今日は、人参の種を手で播きました。前回播いた種がちょこちょこっとしか生えてなくて、播きなおしをしたんです。まずは除草して、ちょこちょこ生えていた人参が残っているので、播種機のクリーンシーダは使えないから手で。

やってみて気がついたのが、手で播くと思いを込められる。手のひらで温めながら、芽を出してねって。そして、雨が少なそうだから、念のため種の量も多めにしてみたり。播いた後で手で鎮圧する時も心を込められる。

そういえば、瑞穂のいがき農園さんを訪れた時に、「播種機買おうかな?」とおっしゃっていました。冬葉物もたくさん育てていらっしゃるのに、今までずっと手で播いていたってことですね。たくさん心をこめてきたってことだと気がつきました。

機械を使うと、あっという間に仕事ができます。歩くのと、自転車と、自動車では、見えるものが違うように、農業機械を使うと、見えなくなるものが多いと思います。できるだけ、機械を使わずに、心をこめて、よく観察して、野菜作りをしたいなぁと思いました。

いい雨も降ったので、今度こそ人参の芽が出てくれると嬉しいな。

カテゴリー: 栽培

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