新たに畑を借りました。
現在小島農園の拠点になっている「くまの畑」から北に 110m ほどの桑畑、名前は「うさぎの畑」としました。広さは 6 畝ほどです。
最初の作業は桑の抜根です(地境の確認など、契約関係の作業はありましたが)。
抜いた桑、畑に積んであった桑は畑の隅にユンボで掘った穴で燃やします。
生命力を感じる長い根っこですね。
思い起こせばちょうど 1 年前、小島農園としての畑の実作業も「きつねの畑」の桑の抜根から始まりました。桑を畑で燃やすことには、薪としてのもったいなさと、栽培作物への悪影響を考えて抵抗があったのですが、今回はその抵抗感があまりなくなりました。「うさぎの畑」の地主さんは「きつねの畑」と同じ地主さんで、ここ何十年かは同じ管理をしてきた模様です。土壌条件、微気候に差異はあるものの、作物が驚異的な成長を見せた「きつねの畑」と似た畑の性質を期待するならば、多少畑で燃やそうが関係ないと考えられます。また、他に畑がない状態でなんとか耕作可能領域を確保しようとしていた昨年とは違い、今年は多少耕作に適さない領域ができても、全体を俯瞰して効率的に仕事を進めることが重要になった、ということかと思います。
それでも、地主さんが嫁いできてから五十余年ともに歩んできた桑を抜くという意味、そこで安定的に継続してきた生態系を破壊するという意味を噛みしめながら作業しようと思います。
さて、二回の大雪の後に「運搬具」として購入したソリですが、雪がなくても運搬具として大活躍しています。大人二人が乗れるサイズのソリを二台連結してみたら、一回の運搬量もそこそこあり、車輪付きの運搬具では必須の載せたり降ろしたりの作業も必要なく、快適です。
最後に「うさぎの畑」の全景と、「くまの畑」から見た「うさぎの畑」の写真を。
「うさぎの畑」は北向きの斜面で、北側に水路があります。水路を挟んだお隣の畑から写した写真が次のものになります。南側に民家が見えますが、この季節でもその影が畑には来ていなかったので、日照の問題はほとんどないでしょう。
次は「くまの畑」の駐車場から見た「うさぎの畑」方面の写真です。写真中央のユンボが見えるでしょうか。そのユンボが「うさぎの畑」で作業中のユンボです。手前に写っている赤いものが「くまの畑」の駐車場の角にあるコーンの頭です。
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