畑のお便り 第2号

立冬、地始凍(寒さで大地が凍るころ)

こんにちは。小島農園の小島直子です。

 11月に入りました。立冬も過ぎ、暦の上では冬です。今週(11月11日)からは、今年はじめての冬将軍も登場し、畑には初めての霜が降りました。さつまいもやトマトの葉が霜で焼けました。みなさまは、いかがお過ごしですか?

 寒くなりましたが、まだ日中は日差しがあると農作業中に背中がぽかぽかします。12月、1月の厳寒期を前に、畑では、エンドウ、そら豆を播きました。5月に収穫予定のキャベツの定植、6月に収穫予定の玉葱も定植しました。どう育ってくれるのか?心配半分、楽しみいっぱいです。この後、小麦を播きたいと思っています。

 冬野菜がたくさん育っています。彼岸の後の9月30日に種まきをした小松菜は、涼しくなったので防虫ネットをしなかったのですが、たくさんのヨトウムシが発生しました。1週間くらいい、収穫のたびにヨトウムシを捕まえていたら、どうにか少なくなりました。しばらく、穴開きの小松菜になりますがご容赦ください。味には問題なかったです。10月に入ってから種まきをしたルッコラがちょっと大きくなりました。11月の終わりには食べごろになるでしょうか?ルッコラの中でも、古代エジプトの野生種です。お楽しみに。

 青梅や飯能の地域では、昔から「のらぼう」が食べられています。無肥料自然栽培の先輩農家が、のらぼうも間引き菜を出荷していると言っていたので、試してみました。小さいうちに採ることができず、ちょっと大きくなったものを先日収穫していて、内側の葉の茎がすんごく甘いことに驚きました。外側の葉は、もう味がしません。カブも内側の葉はとても甘いです。山東菜は、外側の葉も甘いです。面白いなぁと、畑でいろんな葉っぱをむしゃむしゃ食べています。

 小島農園では、ソバも作ってみました。他の作業に忙しくしていたら、なんと、すずめちゃんが団体さんで食べていました。残念に思っていたら、先輩が「すずめさん、来年は畑の虫も食べてくれるよ」とのこと。なるほど。来年は、たくさん虫を食べてくださいね。そして、来年は、ソバにも防鳥ネットしようかなと思いました。

 我が家の4歳の長男、先日まで万願寺とうがらしの収穫と袋詰めを担当していました。次は、タアサイが気に入ったようです。おいしそうなタアサイを発見して、外側の枯れた葉を取り除いてくれます。大根を抜くのも大好きです。玉葱の定植も一緒にしてくれました。そして、出荷日の楽しみは焚火です。彼が火の管理をしてくれます。今日も出荷の日なので、焚火をして、石焼き芋を楽しむ予定です。

カテゴリー: 畑のお便り

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