川越の「野菜や ながの」の畑見学

ようやく川越の姉弟子、「野菜や ながの」の永野さんの畑を見に行きました。うちから車で40分くらいのところにあります。
気がついたことなど、書き留めておきます。

永野さんは、自然食品店と(農協の?)直売所に出荷しているそうです。宅配メインにしたい小島農園とは、少し作付が違いました。
アラブ芋、セルベス、土垂、真黒茄子、サンティオ(トマト)、芯止まりトマトのナツノコマ、ときわ地這きゅうり、大浦太ごぼう、サツマイモ、人参、夢枕(スイカ)、カボチャ、ズッキーニ。

真黒茄子とサンティオ、ズッキーニは、同じものを作っているのですが、生育のよさにびっくりしました。地力をあげなければと感じます。スイカも、収穫コンテナ2つにいっぱい採れていました。アラブ芋が滝のように育っていて、壮観でした。真黒茄子は、トンネル支柱にマイカー線を張って、支えにしていました。なるほど。

小島農園では、ネキリムシ被害で全滅してしまった大浦太ごぼう、涼やかな葉色でとても素敵でした。自家用に買いつけの予約しました。たくさん掘って、畑に埋めておけば冬じゅう食べられるかな~と期待しています。「ゴボウの後のトマトがよかった」と何度か言っていました。ゴボウが硬盤層を破壊してくれます。

サツマイモは、マルチなしで適期に除草できたそうです。私たちも、マルチなしの方がいいので、徐々にそうしたいです。今年はマルチあったので除草の手間が少なくて助かりました。

8月10日ごろ播種予定の人参の予定地、前作はサツマイモだったそうです。トラクターで何度かうなっているそうで、スベリヒユなどの雑草が生えているくらいでした。トラクターの威力をみると、私たちはどうしようと思います。大規模に作付するなら必須なのですが、トラクターに頼っていいのか?機械にできるだけ頼りたくない気持ちを大切にしたい。もうしばらく、考えたいと思います。

永野さんは、緑肥も多用しています。スイカの横には大麦てまいらず、赤クローバ、ヘアリーベッチは11月に花が咲くころに刈りこんですき込むそうです。春にすき込むと分解が間に合わないということでした。無肥料自然栽培、地力を維持しながら栽培を続けるには、緑肥が欠かせないと思うので、私もいろいろ試したいと思っています。緑肥の他に、年1作を考えているのですが、場合によっては、1年間休ませるとか。何がいいのかなー。

最後に、野菜の価格について永野さんに指摘されました。明石農園と同じ値段で、高めではないかと。永野さんは、きゅうり1kg 300円くらいで卸しているとのこと。小島農園は250gで200円なので、2.5倍の違いがあります。売り先が、直接個人に販売するのと、お店に販売する違いがありますが、やっぱり保育園での販売は安くするかな?など考え中です。逆に、スイカは安いんじゃない?と言われました。そっかー。値段の付け方難しいです。明石農園の値段を参考にしていて、さらに自分だったらどう感じるかを加味して、あとは自然食品店の値段とか。会社の商品とは違って、生産コストベースで考えてもしかたないですからねー。

以上まとまりませんが。

カテゴリー: 畑見学

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