お隣の日高市の先輩農家、ふうわりファームさんを再訪しました。
去年も同じころに、畑見学させてもらいました。
午前中の永野さんの畑とは異なり、小島農園の畑に似ている畑です。宅配メインでやっているからでしょうか。各お野菜の作付の面積も同じくらいでした。
固定種野菜を増やしているそうで、真黒茄子、世界一トマト、ステラミニトマトが小島農園と同じでした。他にも、日高市にある「たねの森」さんのいろんな変わった野菜もありました。トマトとナスが、いろんな種類がありました。ステラミニトマトは、小島農園では放任栽培しているので、整然と支柱に登っていく様子が対照的で、しかもトマトの着実率が良く、トマトが大きい。施肥するかしないかで、こんなに違うのか?と驚きます。写真を改めてみて気がついたのですが、トマトにはマルチをしていないみたい。すごい!固定種野菜を育ててみて、「揃わないけど力強い、野性的」と言ってました。
オクラもずいぶん大きくなっていました。前作の肥料が効いているのかもと言っていました。肥料を与えると、肥料についてもいろいろ検討することが出てくるんだと思いました。サツマイモは、なぜかツルが伸びないと言っていました。お隣の畑もそうだということです。ツルが伸びないなんて、何ででしょう?
広い面積が、秋冬作用に準備されていました。ズッキーニ、トウモロコシなどは、もうマルチをはがして、残渣もどかしたり、倒されたりしていました。私たちは、まだ片付けしていないので、仕事の早さに驚きました。トウモロコシ以外は、年2作するということでした。トウモロコシは分解が遅いので年1作なんだそうです。
新しく借りた土地には、キュウリ、モロヘイヤ、空芯菜、ツルムラサキが整然と並んでいました。除草もしっかりしていて美しかったです。(残念、写真を撮り忘れました)
小島農園からは、刈払機に二枚羽をつけた除草をお見せしました。ほとんど草はなかったのですが…。チップ層よりも、一度にたくさんの草が刈れて便利ですし、上から地面に押しつけるようにすれば、草を粉砕することができます。便利ー!
宅配について、宅配便にするメリットとして、「交通事故に合わない」と言われていました。なるほど。宅配、お客さんと話ができるのが大きなメリットです。当日採れた新鮮なものを食べてもらえることもですが。これから、小島農園ではどうなっていくのかな。
他にも、細かいけれど、便利情報をたくさん仕入れました。有機栽培と無肥料栽培の違いはありますが、宅配という販売方法が同じで、栽培する品種も似ているので、とても参考になります。お土産に、大玉スイカ、マクワウリ、オカノリの種などいただきました。貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
トマトの生育の違いですが、施肥の有無だけの問題じゃないと思いますよ。まず栽培者のキャリアが全然違いますし。