12月19日、20日に精明公民館でみそ作りイベントを行いました。各日4組の家族が参加しました。
10年くらい前でしょうか、結婚してから義母の手前味噌を食べたとき、甘くっておいしくってびっくりしたのを覚えています。長男が生まれて飯能に引っ越してきてから、3年ほど、義母と一緒に毎年みそ作りをしました。それからは一人立ちして自分で作っています。カビの多い(表面だけですー!)年もありましたが、どの年もおいしく仕上がっています。
味噌は、調味料の中では一番簡単に作れます。そして市販のものよりすんごくおいしいので、たくさんの人に作ってもらって、おいしい手料理を家庭で楽しんでもらいたいなと思います。小島農園のイベントでは、よく野菜たっぷり味噌汁を出します。野菜の出汁と味噌だけで、「おいしい!」と評判です。イベントを通じて味噌に興味を持ってもらって、12月の味噌イベントを迎えるのです。
去年のイベントに参加していただいた8組のうち、3組は「今年は自分の家で仕込みます」と大豆と麹をお届けしました。2組は、もう1回参加したいですと今年も参加。味噌づくり、続けようと思ってくれて嬉しいです。
小島農園の味噌、おいしい理由をいくつか紹介。まず大豆がおいしい。小島農園の自然栽培の「秩父借金なし大豆」使ってます。借金なし大豆はやわらかく煮えると、本当に甘くておいしいです。そして麹も特別!山形の自然農法の高橋さんが作った「山形在来さわのはな」に、こだわりの味噌屋「マルカワ味噌」さんに麹をつけてもらいました。(今年は、小島農園のお米がとれなかったので)そして、塩もマンモス塩というおいしい塩です。それでこの価格?というリーズナブルな値段になっています。が、味噌作ったことない人には、8kg5700円高いですよね。
さて、前置きが長くなりました。味噌イベントは9時から15時くらいまで実施しました。各日、2キロの大豆×7個分仕込みました。仕上がりは8キロくらいになります。圧力鍋を各所から6個集めて、次々と大豆を茹でます。ゆであがったら潰して、麹を混ぜて、容器に入れるという作業を、参加者みんなでこなしていきます。
小島農園の味噌イベント、特色は未就学児も楽しめるということです。味噌作りを手伝いたいなら手伝えるし、遊びたいなら遊べるし。今年は、隣の第1会議室も借りることができたので、こども担当の丈ちゃんと義母が遊んでくれました。
お昼ご飯も、1品持ち寄りで、ほっこりしました。1品持ち寄り好きなんです、用意しなくっていいのと、いろんな家庭の味が楽しめるから。
味噌作り、仕込みが終わったら1年間、涼しいところで保管します。天地返しは必要ありません。去年の参加者の一人はお寺の方だったので、本堂に置いておくとおっしゃっていました。毎日お祈りを聞いておいしいお味噌になったに違いありません。小島農園では、畑の倉庫に保管しています。冬は凍り付くくらいの寒さです。寒いところでじっくり熟成するのがおいしさの秘訣と思っています。
当日の様子、あとは写真でお楽しみください。
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