今回の「畑に行こうよ!」は、田植えでした。お休みが2家族あって残念でしたが、「ぜひ参加したい」という2組の方が参加して、にぎやかになりました。
写真を見れば分かります。みんな、泥に足を取られながらも、田んぼを、田植えを、そして水遊びを楽しんだようです。
今年は2畝(200㎡)の小さい田んぼに、こがねもち(もち米)、いのちの壱、コシヒカリ、亀の尾、ひとめぼれの5種類を植えました。岩手県の阿部自然農園の阿部さんが、「育ててみてください」とおまけで1握りずつくださったお米です。「どんな特徴のある稲なのか、見てみたい」と思って、畑に行こうよ!の区画で育てることにしました。
去年は、田植え前の準備が間に合わず、草が生えている中での田植えとなり、その後草ぼうぼうになってしまい、稲刈りイベントは中止になりました。水管理ができて、トラクターが入れる田んぼを借りられたので、今年こそはと、田起こし4回、代掻き4回、草が生えないようにしっかり準備しました。
前日に約30㎝ごとに線を引きました。(大変でした!)その線に30㎝間隔で植えていきます。はじめにみんな集まって説明をしなかったので、「30㎝ごと」というのをお伝えし忘れました。はじめに、苗を1本ずつに分けて、まとめて持ちます。それを1本ずつ植えていきます。1本ずつ植えても、しっかり分けつして田植え機で3,4本一緒に植えるのと同じくらいに育ちます。1株から獲れるお米がお茶碗1杯分のお米になるそうです。
足を取られて「ぬけなーい!」と困りながらも植えていくこどもたち。そんな中、あっという間に向こう岸までたどり着く長男にびっくりしました。「田植え機のように植えたよ。来年も畑に行こうよで手植えしようよ、自分でできるから楽しい」と言ってました。
Iさん親子は、「田んぼに入るまで20分位、心の準備がいりましたが、ようやく『行く』といい、よし行くぞ!と田んぼへ。一昨年はパパに手を取ってもらって歩くだけでしたが、今年は苗を植えるのも手伝ってくれました。」と後で言ってました。Eさん親子も一昨年参加したのですが、そのときおんぶだった次男くんが、今年は一緒に植えていました。
田植えに満足したこどもたち、今度は水路の方へ。水路で遊んだり、田んぼで稲を植えていないところでどろどろ遊びをしたり。とても楽しそうでした。
梅ジュースで一息ついて、昼ご飯です。今回は、小島家のこども2人が麻疹のようで父と一緒に自宅待機としたのでお味噌汁だけ用意しました。みなさんにレジャーシートも持ってきてもらってお昼ごはん。私の昼ご飯の「生玄米粉」をおすそわけしたところ、こどもたちに人気で「おかわり!」と言われました。朝挽きたての玄米粉は、甘くておいしいんですよ。試してみたいかたは、ぜひお手伝いがてら畑にいらしてください。
昼ご飯のあとも、遊び倒す小学1年生3人組。結局風が冷たくなる3時まで、ドロドロ遊びを楽しんでいました。ずっと見守るお母さんが素敵でした。
今日のこどもたちの歓びをみると、準備が大変なんだけど、また来年もやるか!と思っちゃいます。こどもたちに、どろどろ遊びを楽しんでもらいたい。
それでは、小島農園専属カメラマン、かっかの撮影した写真をご覧ください。
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