秋の日のつるべ落とし

午後3時過ぎ、まだ時間があるからもう一仕事。
里芋掘りと玉ねぎの苗を植えることに。
玉ねぎの苗のトレーを2つ持ってかめの畑へ。

里芋は大きいのがごろごろ採れて面白い。
土は柔らかくて手で掘ったり、スコップ使ったり。
大きく育った株もあれば、そこまで大きくないのもある。
育ちの違いには、何が関係しているんだろう。

「おかあさーん、みてみなよー、きれいだよ」
長男が夕焼けを指している。きれいな茜色の空。
いつの間にか日が沈んでいた。
玉ねぎ仕事がまだ終わってないのに日が落ちた。

6月は7時まで明るかったのにと考えていたら、4時半のチャイムが鳴った。
どんどん暗くなる畑で、急いで玉ねぎの苗を植える。
遠くでこども達が楽しそうに遊んでいる声がする。
今日は大丈夫そう、もう1トレー植えちゃおう。

4年前は、畑の暗さを怖がっていたこどもたち。もうすっかり慣れたよう。
あと少し、あと少し、と植えていたら終わりが見えてきた。

「お母さん、まだー?」
「もう少しだよー」

玉ねぎ2トレー、無事定植完了。
家に着いたら17時45分。まだ6時前だけど真っ暗だ。

玄関に柿が置いてあった。農機具屋さんが届けてくれた。
おいしそうな柿、さっそく食べよう。
畑から採ってきた枝豆も、もいで食べよう。

里芋、一株が大きいです

里芋、一株が大きいです

夕暮れの中玉ねぎの定植

夕暮れの中玉ねぎの定植

カテゴリー: エッセイ
One comment on “秋の日のつるべ落とし
  1. なおちゃん より:

    秋の日のつるべ落としのいい説明がありました。
    秋の日はつるべ落とし?

    やはり、9月10月の日没時間が急速に早くなることも関係しているようです。

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