去年の除草剤の影響は残るか?

クマの畑の南側は、雑草も生えにくい、枯れた土地のようです

2月末に畑を借りたときには、トラクターで耕耘された状態でした。雑草がひとつもなく、北側を中心にウドの残差が多く、南東側には雑草の残差がたくさんありました。なんとなく、南東側は、肥料不足でウドが生えずに雑草が繁茂していたのかな?と推測していました。

6,7月の雑草が勢いよく伸びる時期がきて気がついたのですが、南東側には雑草もまばらで、勢いもなく、黄色っぽくおかしい。そして、丸ズッキーニは育ちが悪く、東京カボチャ、ポンテローザトマトは枯れました。なぜか、サンティオ、メニーナは成長しましたが、最近色がおかしいです。20m×10mくらいのエリアのエンバクも勢いはなく、一部だけ緑が濃いところがあります。ゴボウは、ネキリムシにやられて全滅なのですが、それにしても4月上旬に畝立てした畝に、雑草がまばらにしか生えていない。おかしすぎる。たぬきも、きつねも、クマの北側も、雑草は所狭しと生えています。(画像を最後につけました)

おかしいです。あやしいです。何が起こっているんだろう?

推測ですが、去年雑草が繁茂した時に、除草剤を撒いたのではと。瑞穂のいがき農園を訪れたときに、「この畑には非農耕地用の除草剤が撒かれていて、初年度何も育たなかったです。3年目にようやく育つようになりました」と聞いたのを思い出しました。まさか、グリホサートとかラウンドアップとか撒いちゃったのかな?残渣からすると、去年までは大量の雑草が茂っていたはず。ちょうど畑に来ていた小峰さんに、私の推測を話したところ、グリホサートなどは、アミノ酸合成を阻害するということを教えていただきました。去年播いた除草剤が残っていて、植物の生育を阻害しているのでしょうか?特に、7月の高温でポンテローザ、カボチャが急に枯れたと思います。

新規就農で、見知らぬ土地を借りるデメリットを感じました。1つの畑でも、北と南で生と死の違いがあります。南側が怪しかったのと、手が回らなかったので、作付が後回しになっていたのですが、いろいろ作付しなくてよかったです。これから、どうやって挽回すればいいのだろうか?大豆や麦などで、徐々に生き返ってくれるだろうか?

エンバク。途中除草もしていないのに雑草がほとんど生えていない。エンバク自体も枯れ気味。
エンバク

東京カボチャ。7月すぎてから急に枯れてしまった。
枯れた東京カボチャ

ゴボウの畝。4月に畝立てしてから除草もしていないけれど、この程度の草の生え方。
4月上旬に畝立てしたゴボウ畝

ゴボウの畝の拡大図。雑草がまばら。去年落ちたはずの種はどこに行ったんだ?
ゴボウ畝の拡大図、雑草がまばら

サンティオの畝。1か所だけ青々しているところがある。なぜだろう?
サンティオの畝、一部だけ青々している

ポンテローザも7月に入ってから枯れてしまった。ポンテローザは何か敏感なんだろうか?
枯れてしまったポンテローザトマト

カテゴリー: 病虫害・生育障害
3 comments on “去年の除草剤の影響は残るか?
  1. たけさん より:

    除草剤説には慎重だったのですが、この記事を客観的に読んでみて、改めて薬剤の可能性が高い、除草剤の影響が残っていそうだ、と考えるようになりました。

  2. なおちゃん より:

    瑞穂町のいがき農園さんに早速メールしました。
    いがき農園さんは、使った除草剤が分かって、農業普及センターに相談して、草をあえて生やしては刈り取ること何回か続けて、ようやく2年経って影響がなくなったそうです。

    まずは、飯能市農林課と川越の農業振興センターに相談したほうがいいようです。

    • なおちゃん より:

      飯能市農林課に行ったところ、農林振興センターに連絡してくれるそうです。
      担当の人がペーハーの調査をしに、畑にくることになるそうです。

"去年の除草剤の影響は残るか?" に 1 トラックバック・ピンバック
  1. […] トマトの先は、枯れたエリアです。(昨日の投稿「去年の除草剤の影響は残るか?」に詳しいことを書きました)枯れ気味のポンテローザトマトを見て、「これは病虫害(生育障害だっ […]

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