ミニズッキーニの土上げ

「ズッキーニを定植するよ」と言ったら、長男が「定植は嫌だ。土上げがいい」と言ったので、これから小島農園では、畑に植えることを土上げと呼ぶかもしれません。

ということで、ポットからはみ出していたミニズッキーニ(バンビーノ)をようやく畑に土上げすることにしました。3/28種まきしたものです。

今年購入したアルミコンテナカートで、コンテナに苗を詰めて運ぶと楽だということが分かりました。6コンテナくらい運べます。うさぎの畑は100mくらいなので歩いて移動です。たぬきの畑でも、コンテナに積んだら、重ねられるので便利だと思います。
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2年目の今年は、畝づくりから工夫しました。
ズッキーニはベット幅80cmの平畝に。くわでさくさくっとさく切りです。そしてマルチをしたのですが、長いほうの両端は、土をマルチで包んで重石にします。そしてテンションを張って、風で飛ばされにくくなります。左右はU字にして土を載せます。これで、少ない土でもマルチがはがれにくくなります。マルチがはがされてしまうことほど、苗を傷めてしまうことはありません。ので、時間がかかってもガッチリやりました。

トンネルも、去年は定植後にやったりしたのですが、今年は先にトンネル作ります。考えれば当たり前なのですが、ビニール張りの時に苗にあたると困るからです。この方法なら、後日ビニールをたたむ時も、つづら折りでぱぱっとたためばOKです。去年は、ロールに巻いてしまったほうが使いやすい!とこだわって巻きあげるのが大変でした。スペース的にはロール状に巻きあげたほうがいいですが、置き場所に余裕があるなら、つづら折りがオススメです。そして、ロールは20m×10本分など一度に運ばないとですが、つづら折りなら20m1つずつ運べます。

さて、定植ですが「しんちゃんも手伝うよ」といつもの一言。ここで、「ダメ!」というのは簡単なのですが、ダメダメでは、畑にいるのがつまらなくなっちゃいます。できるだけやらせるようにしています。今日の苗の状態をみて、土が崩れにくい!と判断して、一つやらせてみました。「お、いい感じ!」と思ったので、大きめの苗をお願いすることにしました。しばらくすると「しんちゃん、苗ちゃんに、優しくしているの。」と心を込めて土上げしていることを教えてくれました。しんちゃんに土上げしてもらった苗ちゃん達、きっとすくすく育つことでしょう。それにしても、去年からずいぶん成長した息子の様子に、母は嬉しくって楽しくって。
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定植する時に、マルチに穴を開けるのですが、去年はカッターを使いました。土にあたるので、すぐに切りづらくなるのですが、今年はスコップ使いました。さくっさくっと縦横に二回刺すだけで、いい穴が開きます。定植時に切れ目を大きくしながら土を掘り、定植したら土を戻し、さらにマルチの上にも土を載せて、マルチの穴をなくします。穴が空いていると黒マルチで温められた熱風が苗を傷めてしまうのです。

株間は80cmと90cmにしました。苗が46株です。水持ちのいいうさぎの畑で、どう育つか楽しみです。
そうそう、トンネル支柱をさしているときに、去年も手伝ってくれていた義父に、「去年はこんなにするっと刺せなかったですよね?」と聞いたら、「そうだな」って答えていました。土もふかふかです。思いっきりさしたら、ズッキーニが育つ隙間がなくなりそうでした。元桑畑なので、硬盤層もないのです!ほんと、成長が楽しみ!

カテゴリー: 栽培

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