種もみの塩水選、湯温消毒、浸種

ササシグレ栽培の第一歩、種もみの塩選、湯温消毒、浸種をしました。
(子どもが寝静まった夜中の3時です!)

種もみは、米の太田屋さんからササシグレを2kg購入しました。
調べたところ普通栽培では、1反当たり4-5kg の種もみが必要だそうですが、自然栽培では、その半分でも多いくらいだということです。私たちの田んぼは5畝程度を予定しているので、今回は1kg使うことにしました。

まずは塩水選。1.1%の塩水を作り、そこに種もみをいれて浮いてきた軽いものを除去します。
塩水選

次は湯温消毒です。60度のお湯で10分間消毒するそうです。
大きな鍋に63度のお湯を沸かしました。足し湯用にやかんにも熱湯を沸かします。
種もみを入れると冷めるので63度がいいと教えてもらいました。実際に種もみを入れたらちょうど60度になりました。
すぐに温度が3度くらい下がるので、足し湯も3回行いました。
間違えて、もみ袋に入れずに湯温消毒してしまいました…。
熱消毒中

熱消毒後はすぐに真水で冷却します。2つ用意しておいて、1つめは温かくなってしまうので2つめにすぐつけます。
量が少なかったためか、1つめのたるも冷たいままでしたが、念のため2つめのたるでもじゃぶじゃぶ冷ましました。
冷まして浸種

これから積算温度100度になるまで浸水するそうです。
太田さんにはもう少し長くやってもよいと教えていただきました。

米作りの参考に、「不耕起栽培でよみがえる 岩澤信夫」を購入しました。
寒い地域では、2月に1か月ほどきれいな小川につけたままにしたりするそうです。寒いところで長くがいいそうです。

4月5日に、埼玉県丸ケ崎の大西さんがFacebookで、「湯温消毒してから1週間で積算温度100度をそろそろ超える」と投稿していました。なので1週間くらいで積算温度100度に達するのでしょうか。そしたら、おふろの残り湯で催芽させて種まきをする予定です。

種まきは畑に育苗箱で作ろうと考えています。
私の田んぼの隣になる自然農の田んぼでは、田んぼの苗代に直接播種していたのですが、私の田んぼはそこより低く、雨が降っただけで10cmくらい水が溜まります。また、毎日管理しやすいのも畑なので、今年は畑で試してみます。

育苗ハウスは野菜苗でいっぱいなので、ビニールトンネルを利用したいと思います。不耕起栽培の本では、「日中25度以上にならず、夜温も10度以下にならないように」とありますが、どうも守れなそうです。ビニールトンネルで霜の害を防げる程度でしょうか。こうするしかないので、やってみようと思います。2葉になったら、田んぼに連れていきたいと思います。田んぼの微生物に慣れさせた方がいいようです。丸ケ崎の大西さんの行動をチェックして、参考にしていきたいと思います。

カテゴリー: 米作り

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