飯能市の大久保市長が小島農園にいらっしゃいました。
冬野菜が多いたぬきの畑を紹介して、飯能生まれの「みやまこかぶ」を食べてもらいました。ほかにも、ルッコラ、小松菜、山東菜をつまんで、大根を抜いたり。
市長は、飯能駅近くに「ゆきやなぎ」といううどん・そばやさんを経営しているだけあって、それぞれの野菜を食べては、これはこう調理するとおいしいよねとおっしゃていました。市長の出身の名栗ではクレソンを栽培しているそうで、ルッコラを見て「クレソンに似ている」と。そして、「てんぷらにするとおいしいんだよね。茹でるとかさが減っちゃうけど天ぷらにすると増えるんだよ」というのが面白かったです。
小島農園の冬野菜の一覧票をお渡しすると、しっかり見てくださって、細かくお野菜の話をしてくださったのも印象的です。「山東菜、ご存知ですか?」と伺ったら、「昔は小松菜より山東菜の方が多かったよ。」と言っていました。どっちのほうが作りやすいかと聞かれたので、「山東菜の方がずっと畑におけるので便利です」と答えたところ、「そうだろう、多分、それを聞いて自分の考えたことだけど、冷蔵庫のないときは、畑における山東菜の方が重宝したんだよ」なんておっしゃっていました。お野菜の話で、あれこれもりあがって、30分ほどの短い訪問でしたが、とても楽しかったです。
帰り際、わが子たちの自然な姿もいいねと言ってくださったのが嬉しかったです。
最後に、飯能市長は「野菜3倍プロジェクト」の音頭をとっています。飯能では野菜を食べる量が少なくて、日本一長寿の長野県で379グラム野菜を摂取していることから、飯能市では380グラム摂取を目標にしているそうです。一食にすると123グラム。「野菜3倍レストラン」というのも始まりました。1食で123グラムの野菜を使ったメニューがあるレストランを「野菜3倍レストラン」に認定して、その宣伝がてら、市長が9月から毎日ランチをしていました。
義父からその話を聞いて、「レストランを回ったあとは、その野菜を生産している農家さんを回ったらどうですか?」と市長のお問い合わせフォームに投稿したのでした。今の市長なら本当に来ちゃうかも!と思っていたら、本当に来てくださいました。フットワークがかなり軽いです。小島農園訪問を機に、今年の2月に倒壊したハウスを再建している農家さんを回ることにしたそうです。
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