20日21日と、1泊2日で東京都江東区から、和田家の一家4人が遊びに来てくれました。和田家には6歳と4歳の娘さんがいます。
平日は、しっかり働きながら、週末農業で「うさぎのしっぽ畑」を切り盛りしています。小島農園と同じく、畑でこどもたちが遊びながら、しっかり作物作って、しっかり販売までしています。その上、全国あっちこっちへ、農家訪問したりして、その行動力には目を見張ります。
小島農園は、無肥料自然栽培のnicoの季刊誌で知ったそうです。今回も思い出話が出たのですが、就農した2013年の7月、小島農園初イベントの「じゃがいも掘り」に来てくれました。なんと、あちこちにチラシを配ったにもかかわらず、お客さんがだれもいなくて、「誰もこないなー」と思っていた午後に、一家はやってきたのでした。
それから、同じく7月の夏野菜祭りにもきてくださり、翌年2014年5月には、畑のお手伝いにも来てくれました。はるばる江東区からですよー!今年も4月に一度。そして今回はお泊りで!となりました。
和田家の特徴は、ご夫妻が超スピードで仕事することです。去年の5月に篠林で篠竹を切り出したのですが、その早いこと早いこと。今年4月に里芋のマルチ張りを手伝ってもらったのですが、またまたびっくり。実は奥さんのほうが、マルチ張り得意らしい。今、奥さんの方が農家で研修中ということもあり、研修先でのテクニックもいろいろ教えてもらっちゃいました。
そんな和田夫妻が十分才能を発揮でき、その上こどもたちがのびのび遊べる仕事ってなんだ?と前日考えて思いついたのが、しかの畑の草取りです。約5畝でしょうか、草取りをして、のらぼうを播きたかったのです。シカの畑は、すでに水菜と小松菜を播いてあり、4月には、菜花畑を楽しめるようにと畑づくりしています。あわよくば、来年こそ、のらぼう油を作るぞ!と思っています。
予定通り!仕事の早いご夫妻のおかげで、十分除草がすすみ、耕耘して、のらぼうの種まき完了しました(一部は2日目に行いました)。こどもたちも、広々した畑で走り回ったり、太鼓たたいたり、日陰の隠れ家みたいなところで遊んだり。とっても楽しそうでした。
みんなで銭湯で汗を流したら夕ご飯。バングラデシュ料理にしました。「うさぎのしっぽ畑」産の万願寺唐辛子、空芯菜も参加です。
さて、2日目は朝6時からこどもたちの遊びスタートでした。朝ごはん食べて昼のおにぎり準備して畑に出発。この日は、りゅうの畑のネギの除草です。こどもたちは、りゅうの畑の脇を流れる側溝で遊んでました。和田家のテントも秘密基地のようで楽しい遊び場です。
ネギは、草に埋もれて窒息してしまったようです。8月上旬にはまだたくさんネギの葉が見えていたけれど、残ったのは2割くらいでしょうか。ガツガツ除草していただき、さっぱりしました。8月の草刈は、暑い、蚊が多い、草も勢いがありすぎるので大変ですが、この時期は草も勢いがなくあっさり終わりました。その後、里芋のマルチをはがし、セレベスを試し掘りして、クマの畑に戻りました。まだ時間があったので、ゴマの収穫までしてもらいました。
そうそう、小島農園のあちこちの畑もご案内しました。おかげで、防虫ネットについて、研修先の師匠のやり方など聞いて参考になりました。防虫ネットの上に、そのまま不織布かけて防寒対策、よさそうです。べたがけすると、いつも葉っぱが折れてしまったり、蒸れてしまったりするのが氣になっていました。
さて、一泊二日の楽しい時間の締めは、所沢にある自然食ビュッフェのぐるりごはんです。のんびりおいしく楽しい時間を過ごし、こどもたちは別れを惜しみ、また会おうねーと誓いました。我が家の長男と、和田家の長女、なんか年に1回会える彦星と織姫のようだと思っちゃいました。いつか、和田家の大きな重機を見に行きたいと思います!
とっても楽しい2日間、はるばる来ていただいて感謝感謝です。また来年も、おいしいご飯用意して待ってます!これから、5人のこどもたちがそれぞれ成長して、かかわりが変わっていく様子、遊びが変わっていく様子も楽しみです。
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