かるがもの田んぼ、開墾しました

小島農園の、ツバメの田んぼ、スズメの田んぼ、りゅうの畑に隣接している休耕地をお借りすることになりました。名づけて「かるがも」の田んぼ。このかるがもの田んぼ、6年前くらいまでは、田んぼとして耕作されていたそうです。地主さんが、田んぼを貸したがっているという農家仲間の話を聞きました。去年すずめの巣窟となって、スズメの田んぼのもち米をほとんど食べられてしまった経験もあり、お米をもう少し増やしたいという氣持ちもあり、借りることにしたのです。年末から機会をうかがっていたのですが、1/30に地主さんにお会いできて、「ぜひ使ってください。使わないか、声を掛けたいと思っていたんです。」と快諾していただきました。

かるがもの田んぼの位置

かるがもの田んぼの位置

田んぼは、湿っていると作業が大変です。最近晴れが続いて、あちこちの畑で土ぼこりが舞っているので「乾燥している今がチャンス!」とかるがもの田んぼを開墾して耕耘する作業に着手しました。

隣のりゅうの畑を2014年に5月に開墾したときには、すでに休耕地でした。オオブタクサがわさわさ生えていました。去年は新たに田んぼを借りたのですが、セイタカアワダチソウやガマが生えているのも氣がつきました。開墾前日に、開墾作業の方法を確認するために、田んぼに行って「大変そう」って思いました。刈った草は燃やすのは決定です。夏場ならハンマナイフモアでバリバリに砕いて土に混ぜれば分解がすすみます。今からだと、6月の田植えまでに分解させる時間がないです。運び出すのもとってもいいアイディアですが、かなり時間がかかります。ということでできるだけ燃やすことに。

開墾前 その1

開墾前 その1

開墾前 その2 セイタカアワダチソウとジュズダマがあります。ササも。

開墾前 その2 セイタカアワダチソウとジュズダマがあります。ササも。

開墾初日

刈払機で刈り倒します

刈払機で刈り倒します

風で火が枯草に燃え移らないように、火の近くは3mくらい草をどかしてから火をつけました。あまり火が大きくならないように氣をつけます。最近乾燥していて、野焼きで火事が多いそうです。

空き地が増えるたびに、火の山を増やしました。最終的に7つ作りました。

空き地が増えるたびに、火の山を増やしました。最終的に7つ作りました。

研修生の田島さんも手伝ってくれて、16時半にはあらかた終わりました。「大変だー!」と思って始めたのですが、どんどん燃やすのは楽しかったです。火の力を体で感じること、普通の生活ではなくなりましたが、とても大切なことだと思います。煙もなんか体にいい氣がします。風邪を引いた人が、焚火をしたら、風がよくなるかもしれない、そんな氣がしました。

すっきりした田んぼは、まるで「空き地」。昔はよくこんな空き地で遊んだものだと思いました。ということで、野球セットを持っていた丈ちゃん、こどもたちとキャッチボールスタートです。

開墾の目途がついたので、キャッチボール開始

開墾の目途がついたので、キャッチボール開始

灰の山は熱いので氣をつけて

灰の山は熱いので氣をつけて

開墾2日目

雪の予報がありましたが、トラクターで耕耘することに。寒すぎる日は、こどもが楽しめるように火の準備をします。今日は、ドラム缶です。燃やすものは、りゅうの畑で使った板。きゅうりとモロヘイヤのあたりで、通路に敷いていたものです。火があれば、雪が降るような寒い日も、次男はずっと遊んでました。長女は途中からおんぶです。

耕耘するトラクターの奥に、黄色い服をきた次男が!

耕耘するトラクターの奥に、黄色い服をきた次男が!

午後からは雪も舞ってきてとても寒かったです。無事耕耘完了。晴れ間が続いたときを見計らって3月に1回、5月に1回耕耘できるといいな。田んぼは、畔が分からなくなっているので、次回は畔作りをします。水漏れしないようにするのが一苦労となりそうです。ひとまず、開墾できて一安心。秋の実りが楽しみです。

新たに畑や田んぼを借りるのは、手間が増えるのでとても勇気がいることです。でも、去年のお米作りが成功したこと、その味がよかったこと。手伝いますよと言ってくれる畑に行こうよ!の卒業生やぐるぐるさん、研修生の田島さん、みなさんとならできる!と思えたのでした。

カテゴリー: 米作り

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