メインのクマの畑から、1kmほど離れたたぬきの畑は、今までそこまで時間をかけることができませんでした。作付しなかったところは、草ぼうぼう。そのため、6月24日から3日間除草(たぬきの畑の除草)しました。
大豆の青刈り実験
埼玉県上里町で自然農法50年の須賀さんに3月にお会いした時に、「大豆を青刈りした後のブロッコリーはよくできた」と言っていたのを思い出して、雑草対策にもなるし、大豆を青刈りして冬野菜に備えることにしました。7月1日に耕耘、7月2日に播種です。雑草を粉砕した区画には緑豆を播種したのですが、どちらも発芽し、よく育ちました。
尚、後日近くの畑で、麦刈りのすぐ後で、トラクターで麦の残差をすき込んで、さらにすぐに大豆を播種して、大豆がきちんと発芽しているのを見ました。大豆は、麦の残差があってもよく育つようです。
8月8日に大豆を刈払機で粉砕、8月16日に浅めの耕耘。8月29日の時点で、茎以外はよく分解していました。土もいい感じに見えたので、一気に作付できる状態に耕耘しました。普通夏場で4回の耕耘とかするべきなのですが。
雑草の熱分解実験
7月に刈った雑草は、分解を促進するために、山積みにするのではなく4m×20mの区画に広げて、一部をビニールで覆いました。(本当は全部覆うはずだったのですが、後でと思っていたらその部分はずっとやらずに、また草が生えていました…)ビニールで覆った部分は、雨水が溜まったところは温度が低くなり、雑草が少し生えていました。分解はよく進み、土になっている部分と、よく腐熟した部分がありました。
また、ビニールをしていた部分に隣接するアマランサスの生育の良さには驚きました。よく根を伸ばせたことと、分解した雑草が栄養になったのではと思いました。
無肥料自然栽培的には、NGかもしれませんが、この腐熟した堆肥を、やせているクマの畑に撒くことにしました。
畑の写真
ビニールで熱分解した場所。分解中の草を集めてから耕耘。雑草が生えてしまったところは、浅く耕耘して雑草を取り除いてから深く耕耘します。
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