6月20日(月)にライ麦を収穫、脱穀しました。
ライ麦の収穫日は、決めるのに難儀しました。去年は6/13に収穫したので、6/15に予定して、関心のある方たち4名に声掛けしたところ、前日になって熟し具合が不十分と感じて翌週に延期しました。翌日曜日、1週間雨が降りそうな天気予報となり、月曜日の曇がチャンスでした。未明まで雨が降った後の曇。朝5時に穂の様子を見に行きました。悩んで7時に、小麦の収穫を手伝ってくれる「ぐるぐるさん」に「今日やります!」と連絡してきてもらいました。難しい判断でしたが正解でした。くもりから、途中は晴れ間も見え、麦が乾きました。夕方から雷雨の予報もありましたが、「パラ?」くらいですみました。その後の天気を見ても、月曜日だけ収穫可能な日でした。
当日の様子、こんなパラパラ動画にしてみました。
ライ麦は、バインダー(刈取機)で刈るのも大変です。背丈が1.5m以上あるので、途中で折れちゃったりします。一人がバインダーに寄り添って、刈り取ったライ麦を離れたところに移動します。
バインダーより大変なのがハーベスター(脱穀機)です。ライ麦は詰まりやすいのです。まだ青みの残るものは特に湿っぽくて詰まります。育苗ハウスで1週間干しておいたものは、全然つまりませんでしたが、梅雨の時期にあまり完熟の状態で畑に置いておくのも怖いです。倒れて土について、雨が降って発芽したり。雨でかびたり。なので、「えいや!」と一部青みが残るライ麦があっても収穫してしまったのでした。
ぐるぐるさんと長男が仲良く、ハーベスタを扱います。次男が、わらの出口でわらを引っ張るのもありがたかった。本人は半分遊びですが、そこもわらが詰まりやすいのです。ハーベスターの詰まりを解消しながら、ゆっくりペースで脱穀して、どうにか7時ごろに脱穀完了。この日は夏至で、一番日が長い日。助かりました。片づけなどして7時半過ぎ、暗くなる前に仕事を終えることができました。
丈ちゃんが、途中軽トラで麦わらを運び出しました。りゅうの畑の夏野菜の通路に敷きたいので、りゅうの畑に運んでくれました。あとで、りゅうの畑に行ったら、「え?」っていうものがありました。縄文式住居かな?と思ったら、どうやらりゅうが巣を作ったようです。
それにしても、台湾小麦見学団のおかげで出会った「ぐるぐるさん」、物知りで面白い人です。長男がお話しするのが楽しくてたまらないようで、目がきらきらしています。こどもの話にしっかり耳を傾ける大人って素敵ですね。ぐるぐるさん、10時から19時半まで、農家と同じペース、それ以上?で働くのも素晴らしいです。本当にありがとうございました。
今年のライ麦、140㎏くらいになるでしょうか。小麦と同じく、12月ではなく10月ごろに播く方がいっぱい収穫できるなと思いました。
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