小島農園では、野菜、大豆、麦を、同じくらい大切に栽培しています。大豆は、そのまま販売したり、味噌作りイベントで使ったり、納豆に加工してもらって販売したりしています。いくら作っても販売できるので、今年も大規模に作付しました。
今年は、早め早めに大豆の種まきができました。
1.6/4、シカの畑5畝ほどに、飯能在来黒大豆と妻沼在来茶大豆を播種。
2.6/8、クマの畑2畝ほどに、埼玉羽生在来赤大豆と黒千石豆を播種。
3.7/1、クマの畑2反に枝豆用に3種類播種(大豊緑、借金なし大豆、青山在来)、大豆用に3種類播種(大豊緑、青山在来、黒千石豆)
4.7/7、ヤギの畑2反5畝に借金なし大豆播種
他に、緑肥として黒千石豆を1反くらい播種しています。合計5,6反が大豆となっています。
今年度氣をつけたことは、
1.種まき前に、数回耕耘して、大きな草が生えないようにする。去年は、大きめのメヒシバがあるのに、1回だけ耕耘して播種したところ、すぐに草ぼうぼうになり、大豆の生育が悪かったところがありました。
2.晩生の黒大豆、たぶん晩生の妻沼在来、羽生在来は、はやめに播種する(黒大豆、譲っていただいた80歳のおばあちゃんは5月中に播いていたそうです)
3.機械除草できるように、例年の畝間40cm~60㎝より広げてみる。といっても、そんなに肥えた畑でもないので、60㎝~80㎝。
4.種まき当日のうちに、防鳥ネットを張り、キジやハトの食害を防ぐ。
5.大人気の10月の枝豆もぎもぎイベントは、区画を区切って枝豆用とする。枝豆区画は、10月に片付けて大麦などを播く。大豆用のをイベントでもぎもぎしてしまうと、収穫しても効率が悪いため。
シカの畑は、4月上旬までのらぼう畑でした。花が咲き始めたころにハンマナイフモアで粉砕して、数回耕耘して、草があまりない状態で播種できました。
クマの畑は、3月にサブソイラで耕盤破壊したあとに、エン麦やライ麦を播いてありました。6/12にハンマナイフモアで刈り、6/18に1回目の耕耘、そして7/1に2回目の耕耘をして種まきです。梅雨の合間に、タイミングよく作業できました。
ヤギの畑は、小麦とライ麦を収穫した後の作業です。6/6に小麦の収穫、6/15に小麦跡地は草が多かったので、ハンマナイフモアかけました。6/20にライ麦収穫、6/24に小雨の中耕耘、7/7に2回目の耕耘をして種まきしました。
3年の経験、そして大豆を作っている他の農家さんの様子を参考に、今年は今までより段取りよく作業がすすめられました。秋の実りが楽しみです。
最後に、ヤギの畑の種まきの様子。丈ちゃんが耕耘するそばから、種まきしています。そして、遠くでこどもたちがテントの下で水遊びをしています。この日は、日中35度を超える暑さになる予報でした。それでも、暑さ対策をしておけば、そして水があれば、こどもたちはお昼までずっと楽しく二人で遊んでいました。
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