ヤギとクマの畑の耕耘

3/2にしっかりと雨が降り、畑もパサパサからちょっと湿り気がある状態になりました。「今だ!」とヤギ(2反5畝)とクマの畑(約3反)を耕耘しました。柔らかい土で浅い耕耘なので、車速は早めで、PTOの回転を2にしました。(先日、田んぼを耕耘したときは、浅い耕耘でしたが土が硬くて、車速は遅く、PTOの回転もゆっくりの1でした)

ヤギの畑を浅く耕耘中

ヤギの畑を浅く耕耘中

ヤギは、麦、大豆、夏の作物で輪作予定

ヤギは、2015年11月~2016年6月まで、小麦とライ麦を栽培していました。その後7月に大豆を播き、12月に大豆を収穫しました。そのまま畑を放置して冬を越しました。脱穀したあとの大豆の枝をまき散らし、浅く耕耘することで分解させます。畑の全面が空いていて、少し時間のある3月は「サブソイラ」をかけるチャンスです。地中50㎝くらいまで深い刃をいれることで、地下の硬い層を砕きます。ゆっくり50cm置きになるようにサブソイラをかける予定です。耕盤層があるのか?サブソイラがどのくらい刺さるのか(硬いと深く刺さりません)、かけた後の作物の育ちが楽しみです。

ヤギの畑は、以前は茶畑だと聞いています。2013年に私たちが農業をはじめたときは、すでに草が生えている状態でした。茶の木が残っていない様子をみると、茶の木を抜いてからしばらくはロータリー耕を続けていたのかもしれません。茶の木を抜いてそのままにしておくと、残った枝などからすぐに茶の木が育ちます。お隣の農家さんも茶の木を抜いてロータリー耕をしているのですが、3年くらい続けると、枝が腐るそうです。りすの畑の隣の茶畑は、去年地上部だけハンマナイフで粉砕したのですが、1年で40cmくらいの大きさに茶の木が育っていました。

ヤギの畑は、だいたい長方形で、2反5畝あり使いやすいです。大豆を栽培したところ、よく育ち虫がほとんど入りません。すなわち、肥料っ気が少ないと感じています。しばらくは、麦(1年目11月~2年目6月)、大豆(2年目7月~12月)→夏のなにか(3年目3月~10月)で回してみようと思っています。3月から10月で片付くものは何か?と知恵を振り絞っているところです。今年は、春人参、じゃがいも、トウモロコシ、雑穀、4月まきの枝豆を考えています。はやめに片付くトマト、スイカも作れそうです。3月まきの春葉物も予定していたのですが、大豆の残渣が邪魔しそうです。

クマは、今年は冬野菜、そして果樹にも挑戦予定

クマは去年は、大豆、さつまいも、ネギ、トマトなどでした。ネギ以外は、痩せた土地でおいしく育つお野菜です。残っていたネギを抜いて片付けて、全面を耕耘できるようになりました。

地上部の残渣を、浅いロータリー耕ですき込み分解を促します。1月2月は乾燥していたので水分が少なくて分解は進まなそうでした。水分が少ない状態でロータリー耕すると、2月3月の強い風で土が飛ばされてしまう危険もあります。いつロータリー耕しよう?と迷っていて、ようやく雨が降りました。

ロータリー耕の後はサブソイラをかけます。本当は、作付の直前に行う方が効果的なのですが、夏野菜の作付の直前4月は忙しくて時間を作れません。サブソイラとロータリーの付け替え、それぞれ半日はかかるんです。

今年は、冬野菜を栽培していた「タヌキ」の畑1反分を返すことにしたので、地力が上がってきたクマの畑で冬野菜を一部栽培しようと思っています。そして、11月にはライ麦を一部播きたいとも思っています。さつまいももクマの畑がおいしいので外せません!

さらに、ブルーベリーとみかんも育てたい!と思っているので、南側の三角で使いづらい部分は果樹にしようと思います。南の水はけがよすぎるやせ地で、どうやってすくすく育ってもらうか、勉強が必要です。

カテゴリー: 栽培

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*