9月14日(月)、小島農園の女神こと八潮さんと、市内のKMさんと一緒に、ヒエの収穫をしました。
小島農園では、初年度2013年から雑穀を栽培しているのですが、どうにか収穫にこぎつけているのは、八潮さんのおかげです。八潮さんが、「手伝うよー」と言ってくれる日に、雑穀の除草をしたり、収穫も手伝ってもらったり。八潮さんがこないと、夏野菜の管理など、ほかの仕事をついつい優先してしまうのです。雑穀の栽培を始める前に、つぶつぶカフェで開催された雑穀栽培セミナーに参加できたのも、八潮さんに出会って教えてもらったから。
さて、今年の雑穀ですが、散々な状態です。ごめんなさい。というのも、まず、雑穀を栽培しているヤギの畑の地力が低かったです。去年の11月に借りたばかりで、冬から春にかけてライ麦を緑肥として栽培したのですが、ライ麦がある程度育ったので、「雑穀も育つかな?」と思ってしまったのです。が、ライ麦はかなり生命力が旺盛のようで、かなりのやせ地でも育つようです。
雑穀を育ててみて、どうにか育ったのは高キビ。次がもちきび。もちあわとヒエは、驚くほど小さい穂でした。また、種の発芽率が悪いものもあり、もちきび3種類のうち、2種類が発芽がまだらになり、2年前に収穫したもちあわは発芽せずに、種を買いなおしました。
去年まで2年間は、5月の種まきの1か月後に1回除草すれば、雑穀の方が先に大きくなってその後の除草が不要でした。が、今年は収穫時期をずらすために6月に播いたところ、雨がよく降ったこともあり、そして雑穀の作付が多すぎて除草が間に合わないところがほとんどで、初期に雑穀を優勢にすることができませんでした。8月下旬になって、氣がついたら雑穀がぐっと大きくなっていました。なかなか大きくならなかった高キビも、しっかり大きな穂をつけています。ヒエともちあわは、小さめのまま。なんでだろう。
防鳥については、初年度は防鳥ネットを張ったので、もちあわともちきびをしっかり収穫できました。2年目は、防鳥ネットを張らずに、もちあわともちきびは、すべてスズメが食べてしまいました。なぜか高キビだけ食べられずに収穫できました。3年目の今年は、13町もある営農組合の田んぼが並んでいるところのすぐ近くにしました。小麦も、同じところで大規模に栽培しているおかげか、小島農園の小麦はまったく食害に合いませんでした。営農組合の小麦が6月下旬に収穫された後は、エン麦があっという間に食べられてしまったので、その効果は絶大だと思っていました。が、もちきびとヒエは、米より好きみたいです。倒伏していないもの以外は、空っぽに食べられていました。高キビは食害があるものの被害は小さいので、人手さえあればたくさん収穫できそうです。来年は、作付を小さく(今年の1反から、4畝くらい)して、防鳥ネットをしっかり張りたいと思います。
前置きが長くなりました。ヒエの収穫ですが、台風で倒れてくれたおかげで、食べられずにすんだ穂をどうにか収穫しました。コンテナに2杯半くらい。脱粒するとどのくらいになるのでしょうか。
今回、ヒエの種は野口種苗研究所で購入したのですが、なんと、小島農園のくまの畑には、美しいヒエが自生しています。くまの畑のやせっぷりには、初年度から自信があります。今年のヤギの畑に負けません!が、そんな畑でも、大きく美しく育ったヒエ、あれを種取りするべきだと思います。今年も、ぽつぽつと、穂が出ています。スズメに食べられないように、袋かけておこうっと。のげがあるのとないのがありました。のげがある品種って少ないのかな?Googleで画像検索しても似たのが見つからないです。
尚、スズメに全部食べられちゃったもちきび3種類ですが、倒れてどうにか食害が少ない?と思われるものを少しだけ収穫しました。来年種が播けるといいなと思っています。
次回、9月21日(月)に高キビが収穫できるか?28日の週になるか?という状況です。雑穀収穫してみたい方、ぜひご一緒に!
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