何度かにわけてお客さまがいらしていた菜の花摘み。本日は 6 組のお客さまがいらっしゃいました。
ずっと天候不順な近頃ですが、今日、菜の花摘みの時間帯はぽかぽかといいお天気。ちょっと汗ばむくらいでしたが穏やかな風も吹いていて、黄色い花と甘い香りに包まれた畑は、本当に気持ちのよいものでした。
まずは「くまの畑」に集合。一足早くいらした「コアな小島野菜ファン」のお客さまには、キクイモを自ら収穫してもらいました。
皆が揃ったところで「りゅうの畑」に移動。
りゅうの畑にはのらぼうが 7 畝くらい作付けてあります。子ども達も競ってたくさん収穫。
取り残した人参の畝、草が繁茂していますが、その中から人参の葉を探し出し、人参を掘り出す、というのをやりましたが、子ども達が夢中になってやっていました。冬草に守られていた人参は凍結することもなく、トウが立つまでは美味しくいただけます。品種によっては冬越しした方がフルーティーな味わいが楽しめるものもあります。
一通り採ったところで、歩いて 3 分の「たぬきの畑」へ。木曽カブ、山東菜、小松菜、水菜、ルッコラなどの花が咲き乱れる畑です。目に鮮やかな黄色い花。そして甘い香り。
ここでは主に小松菜と水菜の菜花を採っていただきました。これぞ、と思うお客さまにはルッコラの蕾をおすすめしました。
子ども達が遊びで片づけずに放置していた三浦大根を抜いていたのですが、あまりの立派さに一つ割って食べてみました。スも入っていないし、凍って傷んでもいないし、瑞々しい! 味は最盛期に比べるのは酷というものですが、ほんのりとした甘さと辛味があり、食感は上々。加熱して味を加えれば十分美味しくいただけそうです。という発見にもびっくり。
菜花摘みは、暑くもなく寒くもないよい気候ですし、採取道具も必要なく、手も汚れることなく、収穫後の処理も必要なく、お子さんでも気軽にたくさん採れますし、ちょうど春休み期間でもありますし、もっと多くの方に来ていただけるといいな、と思いました。畑が気持ちよくて、おしゃべりにも花が咲いていたので、座って話せる場も用意したらいいかな、とか。
今年ののらぼう、ひょろっとしていますが、味は去年よりおいしいくらい。
来年の菜花摘みもお楽しみに!