夏野菜の苗づくりを例年と少し違う方法で行っています。無事に、発芽しはじめたので報告したいと思います。
- ビニールハウスの延長と2重ハウスにする
- 踏込温床を使わない
- 自作ハリーポッターの導入
- りゅうの畑の剪定枝などが積まれてできていた土を育苗土として使う
- セルトレーを使わず、10.5cmのポットに3粒ずつ播く
- 育苗開始日の遅れ(3月19日から順次スタート)
ビニールハウスの延長と2重ハウスにする
ビニールの張替時期だったこともあり、12m だった育苗ハウスを22mに延長しました。しっかり作ったために、結構時間がかかりましたが、とても頑丈なものができました。そして、キュウリネットパイプで2重ハウスにしました。幅を広くするために接合部分を104cmの直管パイプで延長しています。
去年2重ハウスを試したところ、温床がなくてもナスが発芽したので、今年はもっとがっちりしたものにしました。また、ビニールハウスの裾には、2重にしたビニールを張り巡らせました。これによって、夜間の地面の冷え込みが少なくなったようです。日が傾いてくると戸口の隙間風がかなり寒く感じたので、あれこれ工夫もしました。
踏込温床を使わない
落ち葉を利用した踏み込み温床、2年間行ったのですが落ち葉集めが大変です。去年、試しにチップを敷いた上にナスのトレーを置いたところ、無事発芽したので、今年も地面にチップを敷くだけにしました。なお、新しいチップを手に入れられなかったので、発酵熱がほとんどありませんでした。来年は、ちょうどいい頃にチップをもらえるようにしたいと思います。
自作ハリーポッターの導入
スピードポッターという、育苗ポットに土を入れるための道具があります。それを真似して「ハリーポッター」というものを作りました。育苗に使っている01というサイズのトレーに10.5cmの黒ポットが15個入るのですが、これに土を一気に入れることができます。かなり仕事が早いです。
りゅうの畑の剪定枝などが積まれてできていた土を育苗土として使う
草堆肥も土になってきていたのですが、りゅうにあった、剪定枝などを積んでいた場所の土が団粒構造もよく、冬野菜の苗もぐんぐん育ったので、夏野菜でも利用することにしました。苗の成長が楽しみです。秋口に草で覆われてしまったので、上部の土をどかして使っていますが、それでも草の種が多いようです。
セルトレーを使わず、10.5cmのポットに3粒ずつ播く
次の理由で、セルトレーを使わずに、10.5㎝のポットに3粒ずつ播くことにしました。
- ハリーポッターで簡単に黒ポットを準備できるようになった
- 今年は夏野菜を少なめに作ること
- 種がいっぱいあること
- 今年は、一人が赤ちゃん担当で、1人分しか仕事ができないので、できるだけ省力
- セルトレーだと土が少なくて、風が強い日、暑い日、うっかり乾いて発芽しないことがあるので、土が多いほうがいい
- セルトレーから黒ポットに移植する手間が省ける
デメリットとして、セルトレーの方が、初期の水やりが少なくてすむことがあげられます。
育苗開始日の遅れ
育苗ハウスの建設に時間がかかったことと、赤ちゃんを優先にしているため、育苗が遅れ気味です。どうにか世界一トマトを3月19日に播き、3月24日までに、トマト、ピーマン、ナスなどを播くことができました。
これでも無事に発芽する!
3/26に世界一トマト、3/30にピーマン、3/31にメニーナ、万願寺と、順次発芽してきました。好光性のレタスも、上部にもみをまくことで、無事発芽しました。
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