畑に行こうよ!第3回は、枝豆、いんげん豆、トウモロコシの種まきなど

畑に行こうよ!の第3回を開催しました。こんな内容でした。

  • ジャガイモの除草
  • 枝豆(早生大豊緑)、いんげん豆(つるなしのレマン菜豆)、トウモロコシ(もちっとコーン)の種まき
  • 大根の間引き
  • ネギ坊主取り
  • 焼き里芋
  • 昼ご飯
  • 遊び、山芋掘り!

じゃがいもの区画ではセンダンクサなどの小さな草がいっぱい生えていました。小さな草の除草は、穴あきホーでサクサク行います。畑の境の草取りもありがとうございました。「あ、トカゲ!」とトカゲを見つけた子、他にもテントウムシ、カエルなど、いろいろ見つけたようです。「今度、虫かご持ってきていいですか?」と男の兄弟のお母さんが言ってました。

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奥ではジャガイモの除草、手前でこどもたちが遊んでいます。

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穴あきホーや立鎌を使って、立って除草します。

みんなが除草している間に、種まき用にマルチ張りをしました。2列で30㎝ごとに穴が開いているマルチです。畑に行こうよ!では、なかなか除草の時間がとれないので、2期目からマルチを多用しています。9mを3本!枝豆、いんげん豆、トウモロコシ、いずれも固定種野菜です。

スイートコーンの固定種は珍しいんです。去年も、よく育ったトウモロコシに印をつけて、種が熟してカラカラになるまでずっと畑に置いておき、種採りしました。「あんまり置きすぎて、雨がよく降ると、トウモロコシから芽が出ちゃうんですよ」と説明したら、みなさん「へぇー」と驚いた様子でした。ちょこちょこ、固定種野菜のお話もしています。いんげん豆は、つるなしとつるありがあります。ご家庭でも簡単に真似できるように、つるなしいんげんを選んでいます。

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大豆の種まき。7月に枝豆で食べます。

途中で丈ちゃんが用意してくれたドラム缶の焚火に里芋を入れました。硬くて食べずらい親芋です。外側は真っ黒になるまで焼きます。畑に行こうよ!では、火も大切にしたいと思っています。畑で炊飯したり、パン作ったり。幼い子が多いから火は危ないけど、だけど火の持つ力を感じる機会って、今では本当に少なくなってしまったので、火を感じれる何かを取り入れています。真っ黒こげの里芋、こげをとってたべました。硬いところ、クリーミーなところ、いろんな味で味わい深かったです。

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ドラム缶2つで火を起します

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里芋を入れて焼いてるところ

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真っ黒こげ、こげをむいて食べます

大根も順調に育っています。葉が込み合ってきたので1本に間引きました。ついでに、いっぱい雑草が生えていたので除草も。「ネギ坊主だ!」という声で氣がついたので、坊主の部分をとってもらいました。ネギ坊主、袋がかぶっている小さいものは天ぷらなどで食べれます。赤ひげネギは分けつ(どんどん分かれる)ネギなので、坊主をとると、分けつして新しい芽が出てきます。

今日も、こども達は隣のしかの畑でよく遊んでました。この時期、まだ遊べるところがいっぱいで楽しいです。徐々に、「ここはいっちゃダメ―!」というところが増えてきます。

さて、本日の昼ご飯はキチュリにしました。バングラデシュ料理でお豆の炊き込みご飯です。レンズ豆、チャナ豆、ムング豆が入っていて、ターメリックと塩味です。お豆ごはんが食べれない子がいるかもしれないので、念のためおにぎりも作りました。が、キチュリ大人気!おいしかったです。持ち寄りおかずもおいしくいただきました。前回に続いて、アマランサスのおかずを持ってきてくれた方、「アマランサスは食物繊維が豊富で、お通じもいいんですよ」との話、みんな興味津々です。わかめとアマランサス、おいしかったです。持ち寄り1品料理、「大変ー!」と言いつつも、少し楽しんでいただけている?と思っています。そうそう、黒千石豆(小島農園産)ごはんを持ってきてくれた方もいました。久しぶりでおいしかったー。田植えのときは、黒千石豆ごはんおにぎり作ろうかなって思いました。

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お昼ご飯いただきます!

そうそう、「午前中に外せないイベントがあるのですが、『こどもが畑でご飯食べたい』と言っていて、お昼ご飯だけでも行っていいですか?」という連絡がありました。なんと嬉しい話でしょう。「畑でご飯食べれないなら、イベントも行かない!」と駄々こねまでしてくれたそうです。無事、お昼ごはんに間に合い、おいしそうにご飯食べて、食後も畑でいっぱい遊んでくれました。

今回の食後のおしゃべりは、なんと洗濯!しかも、丈ちゃんとママたちで盛り上がっていました。泥汚れをどうするかなど、丈ちゃんが語っていました。小島家では、私が食事担当、丈ちゃんが洗濯担当と分業しています。掃除は氣がついたときに。洗剤をやめて石鹸にしたのですが、全自動洗濯機で石鹸使うと石鹸カスがひどくて、2層式にしたこととか、濃い石鹸水に漬け置きするとよく汚れが落ちるとか。予洗、本洗、すすぎの回し方とかも話してたかな。

他にも、化学物質過敏症の話が出たので、そうだと思って、シャンプーの経費毒の話を紹介しました。小島家では、洗剤から石鹸に変え、石鹸も洗濯以外出番が少なくなりました。洗い物も普段はアクリルたわしで洗うくらい。脂っこいときはお湯で洗って、どうしてものときに少し石鹸をつけます。頭を洗うのも、シャンプーから石鹸に変え、そのうち石鹸の出番も減りました。「経費毒」などのいろんなキーワード、耳に入れておくと、何かのタイミングでまた思い出したりすると思うのでいいかなって思います。

食後、こどもたちがまた遊び始めます。菜花摘みイベントで焼きパンに使った竹がいっぱいあったので、竹遊びも楽しそうでした。竹で叩いたり、長い竹を横にして飛んでみたり。午後は自由解散、遊びたい子がいつまでも遊んでいきます。

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みんなで竹たたき。音が氣に入ったみたい。

そうそう、前日に山芋を掘りました。深さ70cmの穴を掘って、ようやく取れるくらい長い芋です。農作業が上手なTさんに、「山芋掘ってみませんか?」と聞いたところ、「掘ります」とのお返事。スコップ1本なのをみて、「もう1本ある?」スコップ2本で掘るようです。うっかり、写真を撮り忘れたのですが、おしゃべりしている20分くらいの間に「掘れたよー」と700gの山芋持ってきました。掘った穴の大きさにびっくり!短時間でこんなに上手に掘るとは。2つのスコップで挟んでたくさんの土を掘り出す方法を見せてもらいました。山芋ほりの経験があるんですか?と聞いたところ、なんと、Tさんは鉄道会社で働いていらっしゃって、信号を備え付けるために2mの穴を手掘りすることがあるそうです。「河原の近くだと砂利が多くて大変なんだよ」とか「できるだけ小さい穴がいいから、自分がどうにか動けるくらいの穴掘るんだよ」とか。まだいくつか山芋残っているので、Tさん流で掘ってみたいと思います。エントツあったら、エントツ使うといいよとも教えてくれました。

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山芋を掘ってます

この山芋、「こどもたちがよく食べて、親の口には入りそうにありません。また掘らせてください」という内容のメールが翌日届きました。山芋掘るの大変だったので助かります!次回は、じっくり掘り方を見たいと思います。

カテゴリー: 畑にいこうよ!

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