育苗ハウスの建設
前回に続いて、育苗ハウスの建設です。
すじかいの設置
作業七日目、3/11 (月)、一週間ぶりのハウス建設作業再開は、骨組みにすじかいを入れることから始めました。かなり適当に入れています。
作業を鼓舞する太鼓の応援つきです (叩き手は暴風の土ぼこりから目を守るため、水泳用のゴーグルをしています)。
妻面 (正面) の骨組み
次の作業は妻面の作成です。午後からは私の父が来て手伝ってくれました。
皆が骨組みを作っていると、水平器を持った息子が「ここダメ」「ここよし」と厳しく垂直チェックしてくれます。
ビニール切出し
八日目 (3/12 (火))、いよいよビニールを張っていきますが、ここでビニールを切る工程が入ってきます。今回作るパイプハウスの部材は、解体を条件に無償でもらったもの。費用を最小限に抑えるため、ビニールもフルに再利用します。
妻面 (背面) 作成
背面の骨組み、ビニール張りを行います。同時並行で、側面の裾ビニール張りも進めます。
コンテナに入った次男の応援にも熱が入ります。
補強用の直管パイプ取付
作業九日目 (3/13 (水))。
一応組んだ平側の骨組み。揺らしてみるとハウス入り口付近の上部が弱そうでした。ので、正面妻側から 7 本のアーチパイプをつなげる補強用の直管パイプを急遽入れることにしました。本来はすじかいをクロスで入れるのが常道なんでしょうが、ちょっと手抜きです。
腰ビニール張り
換気用に開け閉めできる腰部分のビニールを張りました。肩位置の直管パイプにパッカーで取り付ける簡単構造です。
妻面のビニールも張り終わり、次はいよいよ屋根ビニール張りです。
屋根ビニール張り
が、三人がかりで作業していたので作業風景の写真はありません。
ビニールを屋根にかける作業のときは微風が吹いており、ちょうどうまい具合に風をはらんで天頂のジョイントに引っかからずにできました。
苦労したのは、風が強くなってきた時分に始めた屋根のマイカー線張り。換気の自由度を高めるため、屋根ビニールもビニペットで留めることなく、南側の地際の直管パイプから北側の地際の直観パイプまでわたしたマイカー線だけで抑える設計にしたのですが、これは失敗でした (そのうち、天頂と肩の間にビニペットを入れる予定です)。
だんだん風が強くなる中、てんやわんやしている我々の前に近所で田んぼをやっている W さんが颯爽と登場。見るに見かねて手伝いに来てくださったのでしょう。風が強いことを逆手にとって、風上からマイカー線をポンポン投げる手際の良さ。我々三人はそれを風下側で受けて地際の直管パイプに結びつけるので精一杯。いやー、助かりました。
妻面に垂らした屋根ビニールを留めれば、ビニール張りは一段落です。
扉作り
最後に扉の骨組みにビニールを張り、ハウスに取り付け。なかなか建てつけよくきれいに取り付けるのが難しく、次回パイプハウスを建てる際には改善が必要なところです。
一応完成
改良点はいろいろありますが、とりあえずは完成です。これで育苗が始められます。
パイプハウス建築のノウハウを教えてくださった方々、見学させてくださった皆様、作業を手伝ってくださった皆様、ありがとうございました。
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