2月においしく食べれる、寒さに強い野菜と貯蔵できる野菜

小島農園では、この冬は2月になっても食べれるお野菜がいっぱいあります。

この冬は防寒対策をしなかったのですが、1月にはキャベツ、白菜、ほうれん草、木曽紅カブが出荷できました。2月になると、ルッコラや赤リアスからし菜が新芽を伸ばし始めました。チンゲン菜のトウも食べられます。2月中旬になると、小松菜、山東菜なども新しい葉がぐんぐん育ちます。白菜と山東菜はトウ立ちもはじめています。冬の寒さを耐えた野菜たちの味の濃いこと。1月のキャベツの甘さには驚きました。今年は失敗したネギも、1月においしいお野菜です。

人参は1月2月が一番おいしいです。人参臭さがほとんどなく、甘くてフルーツのような味わいです。大根は1月までは、畑にそのまま置いておいた聖護院大根もおいしかったです。2月からは、12月末に収穫して土に埋めておいた三浦大根を出荷しています。。

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畑に埋めてある三浦大根

10月に収穫した鶴首かぼちゃは、前の冬には冬至を境に、味が落ちて食べたくなくなりましたが、この冬は2月現在でも甘みが強く、蒸して食べても、じっくり炒めてもおいしかったです。氷も張るような作業ハウスに置きっぱなしで、2月までおいしい重宝するお野菜です。

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1月もおいしい鶴首かぼちゃ

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鶴首かぼちゃ、じっくり焼きました

じゃがいもは、寒さにも暑さにも強いです。7月に掘り上げたジャガイモが、熟成されておいしいこと。トヨシロは、芽が出るのが遅い品種で、8月9月にはそこまで芽が出ません。2月の今、少ししわしわになっていますが、おいしく食べれています。小さいいもは、皮ごと千切りにすると食べやすいです。そのまま素揚げしておやつにするのもおいしいです。

さつまいもも、11月の掘りたてのほくほくから、熟成した味に変わってきます。去年は5月ごろまで、残ったさつまいも楽しめました。3月くらいに暖かくなってくると、干し芋や焼き芋の氣持ちではなくなってくるので、蒸した芋を揚げて食べる「イモジェンヌ」がおすすめです。

今年豊作だった里芋も、12月末に掘り上げて、作業ハウスに穴を掘って埋めました。1月から20kgずつ掘り出して販売しています。去年は、植え付けの4月でも、みずみずしいおいしい状態でした。

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作業ハウスにある里芋貯蔵穴。里芋取り出し中。

沢庵もいいですよね。野菜が不足する1月2月に、白菜漬けや沢庵漬けなど、漬物が大活躍します。

農業をはじめて1年目は、1月2月のお野菜はどうすればいいんだろうと困ったものですが、3年目の今年は、かなりたくさんのお野菜があってありがたく思っています。今後も、冬に強いお野菜、貯蔵できるお野菜を大切に1月2月も出荷していきたいと思います。

カテゴリー: 野菜

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