固定種苗の販売開始 野口種苗研究所に置いてもらう

固定種野菜普及のために、固定種苗の販売が必要だと考えています。

個人で育苗は大変

市民農園で固定種野菜を育てるのに、収納ケースを利用してベランダ育苗をしていたのですが、日照不足だったり、日中は仕事で温度管理が難しくある程度より大きく育ちませんでした。(そんな苗でも、畑に持って行ってからは大きく育つことは確認できています。)一般の方たちがここまで手間をかけられるか。苗があれば、もっと気軽に固定種野菜を育てられるだろうと思ったのです。

苗の種類

初年度は、自家採種した真黒茄子の種がたくさんあったことと、茄子はわりと簡単に育っていたので、100個くらい多めに苗をつくりました。それ以外は、自家用の残りを売る予定です。世界一トマト、ホワイトカラント(ミニトマト)、万願寺とうがらし、自生ピーマンなどは販売できそうです。

経緯

nicoの会長関野さんの苗を野口種苗研究所で販売しているのを知っていたので、野口種苗研究所の小野池さんに4月2日に連絡しました。「苗の状況によります」ということではありましたが、可能性があるということを知りました。

Facebookで4月29日に、関野さんがうちのナスの苗と同じくらいの幼い苗を定植したと知りました。無肥料自然栽培の幼苗の定植はそれがベストと教えてもらったので、幼苗の販売に自信を持つことができました。

野口さんの反応

善は急げ、さっそく、野口さんのところに見本の苗(世界一トマト2ポット、ステラミニトマト2ポット、乙女スイカ1ポット、新夏秋地這きゅうり1ポット、丸ズッキーニ1ポット)と、販売できたらと真黒茄子17ポット持参しました。

野口さん、幼苗の小ささに少し驚かれたようですが、「本当はこのくらいのほうがすぐに着くんだよね。」と理解を示してくださり安心しました。「関野さんの苗を待つ人が多いんだけど、5月20日ごろじゃないと入荷しないから、つなぎで置いてみるか」と持って行った苗全部引き取ってくださることになりました。直播もできるウリ類は不要かと思ったのですが、「お客さんは、ホームセンターみたいにいろいろあったほうがいいんじゃないかな」ということでした。

ということで、野口種苗店で150円で販売してみることになりました。どうなるか!?何もしないよりは、野口さんからも、お客さんからも、たくさんの意見をいただけるのでいいと思います。今年の学びを、来年につなげていきたいです。

カテゴリー: 固定種苗
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