10月のある収穫日

2018/10/22

暑すぎた8月が終わり、9月に入るとくもりと雨が多かった
毎年10月の収穫日には、日差しで葉物がしおれるのを心配していたのに、今年は心配した日が少ない

ようやく晴れの日が続いて、小松菜がぐいっと大きくなった
陽が照って、背中がぽかぽか、心もぽかぽか

10月から出荷の日に人参を間引き始めた
初めは小さかった人参が、日に日に大きくなってきて
もう私の親指の大きさを超えたものが出てきた
太った人参は、こども達が争うように食べる
「一人3本にして」って言ってみるけど、おいしいから5本7本と食べる。
掘りたてだから、口は泥だらけ
私も一本かじる。甘い、うまい
うちの人参は、大きくなったときより、今の方がおいしい。

ネギのある畑に行くと、こどもたちがネギの間を走る。
一週間前に土寄せしたから、ほかほかの土が氣持ちいいようだ
走って最後にわざと転ぶ。
氣持ちがいいのか、しばらく起きない

今日の空は雲一つない青空。こんな空は久しぶり。

こどもがいる畑はにぎやか
仲良しの兄と妹が、いつも一緒に遊んでいる。
妹が泣いた。この泣き声なら問題なし、収穫を続ける。

「おかあさーん、ごはん食べる。」まだ10時なのに昼ご飯をたべたいそうだ。
「のりまいてー!」呼ばれて、おにぎりにのりをまく。

「おかあさーん、水のむー」っていうから、
「白いかごにあるよー」って応える。

3歳と6歳の子どもたち、赤ちゃんのときから畑にいる。
ずいぶん大きくなったから、お母さんを呼ぶことが少なくなった。

夕方になると始まる合唱
「おかあさーん、早く家に帰ろう」
「おかあさーん、あとどのくらいで帰るの?」

いつも答えは同じ。
「まだー」
「まだー、もう少し」
「おわったー、帰るよー!」

楽しい畑の収穫日。

カテゴリー: エッセイ

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