3/22 みんなで夏野菜の種まき

3/22に夏野菜の種まきをしました。

みんなに声掛けして日程を合わせて来てもらいました。
週一の研修生Yさん、常連のKさん親子、Willアカデミーの飯島夫妻、午後にはジャンフィが。

夏野菜の種まき

夏野菜の種まき

3/10に土嚢50袋分の草木堆肥をふるって用意してありました。雨上がりの水分たっぷりのところをふるったので、水分状態ばっちりです。もし、乾燥した土を使う場合は、ポットに詰める前に土に水を含ませます。

12cmのポットにつめて、1ポットに3粒ずつ種まきします。自家採種のために種がいっぱいあるので、多く播いて間引くことができます。場合によっては、間引いたものを他のポットに移植することもできます。

12cmのポットに3粒ずつ種まき

12cmのポットに3粒ずつ種まき

普通は、トレーに播いて、よく育ったものを大きいポットに移します。小島農園では長女が生まれた3年前から、移植の手間を減らすためにポットに直接播くことにしました。育苗用のビニールハウスは2重にしてあるため、夜温が下がりにくくなっています。また、あえて3/20以降に種まきすることで、外気温も氷点下にはならないです。

移植の時期の四月上旬は、他にもたくさんの作業があります。でも、移植に適した「本葉が米粒の大きさ」という時期は1日で、量が多いこともありタイミングを合わせるのが難しいです。ポットに3粒播いてある場合は、本葉3枚くらいになってから間引いても間に合います。

ポット播きのメリットは、他にも「水やりに失敗しにくい」ことがあげられます。就農初年度はセルトレーに種まきしていました。水がかからなかったセルのトマトは発芽も成長も悪かったです。よく育ったものからポット上げするため、半分以上ポット上げが終わったセルトレーへの関心と水やりがおろそかになり、ますます残ったトマトの生育が悪くなりました。

もちろんデメリットもあります。土の容積が大きいために土の温度が上がりにくく、ハウス内は十分暖かい朝10時でも土が冷たかったりします。トレーよりも生育がゆっくりだと感じています。

みんなが手伝ってくれたおかげで、播きたかった種が全部播けました。今年は、ドイツの伝統種子マティーナトマト、隣の田んぼの方からもらった紫トマト、自生ピーマンから切り替え予定の「さきがけピーマン」を新たに播きました。

世界一トマト 84ポット
サンティオ 72ポット
マティーナ 36ポット
ステラミニトマト 2トレー(あとでポット上げする)
ブラックチェリートマト 36ポット
ピッコラカナリア 36ポット

真黒ナス 96ポット
緑ナス 48ポット

万願寺唐辛子 84ポット
紫とうがらし 12ポット
自生ピーマン 36ポット
さきがけピーマン 60ポット

種まき完了後、並べて新聞紙をかけて、空のトレーでふたをしました。風で新聞紙が浮かないようにです。

種まき完了後、並べて新聞紙をかけて、空のトレーでふたをしました。風で新聞紙が浮かないようにです。

去年、苗の生育が遅かった理由に、育苗用ビニールハウスの隙間から外気が入ることがありました。隙間を閉めるということは、人間も出入りしづらくなるということで、去年は作業性を優先したのでした。今年は温かさを優先しようと思います。

今日3/25(土)には、苗作りを学びたいHさんがくるので、次の種を播こうと思います。
ウリ科の中でも、マクワウリと乙女スイカはゆっくり育つので早めに播きます。今年は、エゴマは苗をつくります。

マクワウリ
乙女スイカ
エゴマ
バジル
モロヘイヤ
ナスタチウム

ほんと、小島農園は手伝ってくれるみなさんのおかげで、どうにかやりくりできています。
ありがとう。

カテゴリー: , 栽培

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