2月3月は、菜花をいっぱい出荷しています。最近、統計を見るのが楽しくて、2月3週目~3月2週目までの1か月間の販売量を表にしてみました。葉物は収穫量が多い順に並べました。
3/1と3/15は、葉物をいっぱい受け入れてくれる飲食店2件、葉物大好きな個人のお客様1名にお届けしました。菜花は、収穫しないと花が咲いてそれ以上脇芽が出ません。収穫するとまた脇芽が出て、1週間後2週間ごとまた収穫できるようになります。畑作業もしたいので、この日は葉物だけ収穫して出荷しました。
表の色付けは、野菜ごとに多いときが赤、少ないときが青になっています。赤いときがいっぱい採れているピークです。
小松菜の菜花が32kgでダントツトップです。小松菜は、9月から毎週播いていて、アブラムシがついたり、虫食いがあったり、そして大きくなりすぎたり(固くなる)と菜花にするかと収穫をあきらめます。菜花用の小松菜がいっぱいあるのでこの時期収量が多いです。今年は特に小松菜の菜花が豊作です!安藤早生小松菜を栽培していますが、菜花が伸びるのも早いです。以前、ごせき晩成小松菜を育てていましたが、トウ立ちするのは4月でした。安藤早生小松菜は味もよくって評判いいです。小松菜が苦手な丈ちゃんも食べれます。
ブロッコリーも10kgと例年よりいっぱいとれています。
ほうれん草が5.5㎏採れたのも嬉しいです。玉ねぎ用のマルチが余ったので、11/1にスナップエンドウを多めに播き、それでも余ったところに少しほうれん草を播いたのです。
1月2月にはチンゲン菜もよく出荷しました。大きく育てたチンゲン菜は、厳寒期でも収穫できるので重宝します。
予想外に収穫できなかったのが、ルッコラ、白菜、タケノコ白菜、山東菜です。どれもハクサイダニの影響が大きかったです。菜花で取ろうと思って残しておいたものがハクサイダニでダメになったものがありました。
2月いっぱいはカブもよく採れました。10月に播いた木曽紅カブが、小さいものが多かったですが、大きいものは1つで200gくらいの大きさまで育ちました。3月にはトウ立ちをはじめるので、2月いっぱいで収穫を終わらせるといいでしょうか。
人参が豊作でしたが、無事完売しました。3kg5kgと購入してくださる方がいてありがたかったです。学校給食にもいっぱい出すことができました。
赤ひげネギは8月に定植したものが1月頃から寒いのにぐいっぐいっと育ち出荷をはじめました。1月から3月にこんなに出荷できたのは初めてです。3月になって青い部分がよく伸びています。8月上旬に植えてから土寄せなし、草取りなしですみました。今年も春播きの苗は8月上旬ごろ植えて、1月から収穫できるといいなと思います。
最後に、今年はあんまり収穫できなかった白菜の菜花。菜花を食べるには結球しないほうがいいみたい。次の秋は、9月中旬ごろに菜花用に播いてみようかな。
1年前の冬には、畑で保管していた里芋が年明け後の強い寒波で傷んでしまい、販売できないものがほとんどでした。里芋を保管していた場所が、日当たりが悪くて一日中凍ったままのところだったのも大きな原因です。この冬は、冬もよく日が当たるところで里芋を栽培していたこともあり、3月に全部掘り終わるまで傷みが少なかったです。とっても嬉しいです!
さつまいもですが、最後に紅東が残ってました。「いっぱい残っている、売り切れるかな?」と思っていましたが、紅東は寒さに弱いようで、両端が傷んでいるものが多くて販売できるものは少なかったです。インターネットで調べたところ、紅東は耐寒性が少ないので、12月中に売り切ったほうがいいようです。紅はるかや安納芋の方が耐寒性があるようです。また、「紅乙女」という品種は耐寒性が強いので有名なようです。団地に住んでいた時は、保温をしなくても紅東が保管できていたのですが、一軒家に引っ越してから、1部屋芋部屋にして、夜間は18度に暖房を設定して、電気代もすごく高いのに、紅東は傷んでしまうのが残念です。
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