農研機構の「緑肥利用マニュアル -土づくりと減肥を目指して-」

2020年3月31日発行の「緑肥利用マニュアル -土づくりと減肥を目指して-」を読みました。

緑肥の効果と使い方、そして緑肥ごと章になっています。緑肥栽培、すき込み、主作物の生育を減肥率を変えて実験した結果がいろいろありました。

今まで小島農園、夏の緑肥でソルゴーとエン麦、冬はライ麦、ヘアリーベッチを栽培したことがあります。なんとなく、ソルゴーはいい発酵をしていて土に良さそうと感じたり、ヘアリーベッチはすぐに分解されると感じていたのですが、この文書ではヘアリーベッチはすき込み木後2週間で8割が分解されるとか、具体的な数値で書かれているので分かりやすかったです。

ソルゴーを4年栽培したキツネの畑で、ソルゴーが育たなくなり、地力が低下したと思っていました。ソルゴーの章には、ソルゴーには連作障害があることが書いてあり、2年ソルゴーを休むとまたソルゴーが育った例もありました。地力が下がっただけではなかったのかと思いました。

緑肥の本はほかにも「緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方」があります。

カテゴリー: 土作り, 書籍

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