今年は玉ねぎにも力を入れます!無肥料自然栽培では、玉ねぎは難しい作物の一つではないでしょうか。「窒素があれば大きくなる」とも聞きます。でも、大きくなくてもいいから、味のしまった玉ねぎが食べたいんです。
大きな苗を作りたい
市民農園時代から去年まで、苗が大きく育たずに、結局苗は農協で買っていました。今年は、栄養たっぷりの苗場作り、春から仕込みました。春の作付のときに出たメヒシバなどの枯れ草を畑の南端に積んで置いたのです。無肥料自然栽培と言えども、苗つくりにはたっぷりの栄養が必要です。でも、セルトレーで苗作りすると水やりが大変で、つい枯らしてしまいます。なので、苗場全体を堆肥山にしてしまったというわけです。
種まきの前日、枯れ草の上にわんさか生えた草を取り除きながら、そして未分解の枯れ草も取り除き、苗場を作りました。たった10m×2mくらいの場所を準備するのに丸1日はかかったでしょうか。でも、今まで小動物、微生物、植物が活発に活動していた場は、土が活き活きしています。そこを耕耘機でほっこり耕して、種まきしました。2000粒くらい!さて、何本の苗がとれるでしょうか。
玉ねぎは水が好き
玉ねぎは水が好きだと思います。元田んぼを畑として使っているご近所の飯能農八会でも、玉ねぎよく育っています。もちろん栽培技術が高いのですが。なので、玉ねぎ苗を、今年から借りたりゅうの畑(耕作放棄30年ほど)でも育ててみます。ゴロゴロ団粒構造の、腐食がたくさんの土です。こちらは、クリーンシーダーで播きました。ネギ用の細かいロールを使わなかったので、5cmごとに数粒落としています。手で播くのと播種機を使うのの違いも分かって面白そうです。
定植後の予定を少し
定植は、黒マルチを使う予定です。穴なしマルチを使って、うまく直管パイプを利用して15cm×15cmに穴を開けて、手間を省いて定植できるといいなー。去年、300本くらい玉ねぎを定植するだけで大変だったんです。
マルチは、風で飛ばされないのが一番。玉ねぎが大好きな水分を保ってくれることと、冬の間あったかいことでよく育ちます。去年は、せっかくマルチしたのに、冬の強風ではがれてしまって、元に戻せませんでした。
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