10月に入って、9月に播いた葉物が大きくなりました。
小島農園では、9/30から小松菜、山東菜、白菜の間引き菜の出荷をはじめました。(9/28から出荷レベルでしたが、こどもの運動会のため出荷はお休み。)10/5からは大根の間引き菜も出荷開始。
9/30の様子は「秋の収穫日と夕ご飯 with 高校三年生」で紹介しました。
さて、今日は間引きの様子をご紹介。
まずは簡単なルッコラ。ルッコラは今年の春、こぼれ種から大きく育った株からたくさんの新芽が出て、葉物が少ない時期に助かりました。なので、今年は意図的に大株ルッコラを育てる作戦です。3条播いて、真ん中は全部収穫。端2列は、20-30cm置きに1株になるように間引きます。
大根も間引きます。こちらの大根は、10/6に播いたもの。防虫ネットをかけたので葉っぱがきれいです。
松島新2号白菜の間引きは大変です。大根とこんなに交雑するとは知らず、大根の隣で種採りしたために、大根と交雑してしまった生育のいい白菜がいっぱいあります。まずは、食味が異なるので大根白菜を取り除きます。防虫ネットの上に置いてあるのが大根白菜です。
他にも、生育がよいものは、何かと交雑したものだと思います。白菜のようだけど、怪しい。一部残して成長を見守ります。大半は、白っぽくて「これが松島新2号白菜だったかな?」というものを探して残しました。
アブラナ科の自家採種の難しいところは交雑です。交雑すると味も本来のものではなう、悪くなることが多く、出荷できなくなります。去年播いた小松菜も、交雑したものは少し大きくなると味が悪くなり出荷できなくなりました。今年は、購入種子の「安藤早生」で、交雑がなくとても楽です。交雑しないように、力を入れていきたいです。
世間では、葉物が品薄で高いという話です。うちの畑には、青菜がわさわさしています。市場経済だからでしょうか、農家とは遠いところで野菜が安くなったり、高くなったりしています。宅配をしている私たちには、小松菜1束いつでも200円が簡単です。とれないときは、他に採れるものを出し、いっぱい採れたときはいっぱい食べてもらい、少し増量してみたり。面倒があるとおもいますが、できるところから、身近な生産者の作ったものを求めるようにすると、世の中が変わってくると思います。
最後に、稲わらで作ったわらベット。わらのいい匂いがして、厚みも十分、とても氣持ちがいいです。
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