去年借りたかめの畑の作業をまとめました。
かめの畑は、田んぼの並びにあり、5月下旬から9月上旬まで周りの田んぼに水が入ると、かなりぐちゃぐちゃする畑です。そして、台風などで水深30㎝くらいの洪水になってしまう畑です。
こんな使いづらい畑ですが、2つメリットがあります。
1.田んぼでは玉ねぎがよく育つ。玉ねぎを栽培する11月~6月までは、あまり台風がこない
2.30年~50年くらい休耕地だったらしい。同じ地主さんの2つ隣のりゅうの畑の腐食が多く野菜のよく育つこと。
2017年の様子
ということで、2017年夏はセスバニアを播いて様子を見ました。水がどのあたりにどのくらい溜まってしまうのか、台風の洪水でどうなるのかを知りました。
11月に玉ねぎとにんにくを植えました。20mのマルチを10本敷き、約2本分ニンニク、6mくらい種採り用の湘南レッド玉ねぎ、残りが出荷用の湘南レッド玉ねぎと奥州玉ねぎです。
12月には、3つ隣の田んぼの稲わらを玉ねぎの畝間に敷きました。冬場は雨が降らず土が乾燥します。さらに12月1月の強い寒気で霜柱がマルチを押し上げ、1月2月に強い風が吹くとマルチがはがされてしまうのです。わらを敷くと、土の飛散を抑えられるし、春になってからの通路の抑草になると思ったのです。敷きわらがいくつか強風で玉ねぎの上に被さったりもしましたが、大きな被害がでませんでした。
4/11 トラクターの渡河
かめの畑にトラクターを入れるのが大変でした。素掘りの用水路があるんです。1tを超えるうちのトラクターでは、土手が簡単に崩れてしまいます。丈ちゃんがいろいろ考えて、丸太4本ずつで渡りました!!!私には、こんなギリギリの細い橋怖くて渡れません。
4/12 高畝マルチ、16本張りました
高畝用のマルチャーを持っている農家の先輩に来てもらって、16本マルチを張りました。今年で3年目、本当にありがたいです。
4/13 里芋を植えました
女神とNさんが来てくれて、一緒に里芋を植えました。水の多い元田んぼのカメの畑では、里芋がよく育ちそうです。
4/14 明渠を掘りました。通路に稲わらを敷きました
田んぼを畑として使うのは、明渠が効果的です。ずっと人力で掘るには助っ人が必要だと思っていたのですが、ある日「ネギの土寄せの管理機を使ったら明渠が掘れるかも」と氣がつきました。やってみたら大成功!楽々と明渠が掘れました。
苗の定植
かめの畑に定植したものは、次の9列になります。水を好む野菜はかめの畑にしています。10列目は、時期をずらして5月下旬~6月中旬のどこかでズッキーニを播く予定です。
エゴマ
ナス
ツルムラサキ(直播)
モロヘイヤ
ズッキーニ
万願寺唐辛子
★相模半白きゅうり&四角豆
★ゴーヤ&いんげん豆(山下いんげんと島村いんげん)
空心菜
★印の2列はキュウリネットパイプにします。
きゅうりねっとパイプの組みたて
きゅうりねっとパイプの設置は1日掛かりです。1日仕事だと分かっていると疲れも少ないです。焦らずのんびりやりました。30度を超える暑い日でしたが、隣の小川で涼むことができます。
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