じゃがいもの植え付け、人参、ゴボウ、大根の種まき

今年は、ちょっと早めにジャガイモの植え付けができました。

満月の翌日に植え付け(本当は前日がよかったみたい)

2月28日に植え付けです。満月と降雨を意識して、今だ!と思ったのですが、作業日は満月の次の日になってしまいました。バイオダイナミック農法に興味がある研修生に触発されました。

種まきは、満月の5日前から前日までがいいと、今調べたら書いてありました。月の引力によって、地下水位が少し高くなったりするらしい。一つ理解できないのは、満月の大潮の時は、満ち引きが大きいこと。実家は海が近いので、満潮と干潮の時間を調べてから海に遊びに行きます。岩場は引き潮じゃないと面白くないから。1日の中で満ちたり引いたりしています。土の中は、同じく満ちたり引いたりしているのかな。

耕耘するメイン区画にじゃがいも植え付け

2月に「環境再生型農業に取り組みたい」と思ってから、じゃがいもを耕すか?悩みました。少し調べたところ、「耕さない、土寄せしない」ということは、じゃがいもを深く埋める必要があるようです。寒い時期に深くジャガイモを植えるということは、芽生えが遅くなります。生育が悪くなることにもつながるので、メイン区画でのじゃがいもは耕すことにしました。上の枯れ草をどかし、リターンカルチ(耕耘機)で浅めに耕し、鍬で浅い溝を掘り、ジャガイモを植えました。品種はアンデスレッドです。

耕耘は5年生の長男にお任せ。年配の人や女性にも危険性の少ない「リターンカルチ」です

耕耘は5年生の長男にお任せ。年配の人や女性にも危険性の少ない「リターンカルチ」です

じゃがいもの定植 20m×6本 条間80㎝

じゃがいもの定植 20m×6本 条間80㎝

環境再生型農業区画などで、不耕起栽培じゃがいもを植えてみました。手間をかけないと育たないかもしれませんが、「やってみなければ分からない!」ということでやってみます。
環境再生型農業 ジャガイモの植え付けと、人参、ゴボウ、大麦の種まき

種イモを100gくらいのを切らずに植えてみる。大きさによって育ちが変わるか実験

去年の8月、ご近所で就農したジャン・フィリップさんが、秋じゃがを植えました。ずっと草刈りだけしている山土(赤土)の畑で、何が育つのかなと思っていたのですが、大きいジャガイモが育って驚きました。(飯能でも吾野や名栗の山土のじゃがいもはおいしいときいています。)話を聞いたところ、種イモを買ったら大きいのが多くて、夏に植えるジャガイモは切ると腐るからそのまま植えたそうです。

大きいジャガイモというのが、もしかして成功の秘訣?と思いました。ネットで調べたら、60g以上の大きさでは育ちに影響はないと書かれてるページがありました。春に植え付けるジャガイモは40g以上になるように切って、灰をまぶして植えます。去年までずっとじゃがいもを切って植えていました。無肥料の場合は、違う場合があると思います。「やってみなくては分からない!」、実験したくなっちゃったので、130g以上と思われる大きいジャガイモは食べるようによけて、100gくらいの大きいものから順番に植えてみました。20m×6列のうち、2列くらい80g~130gくらいの大きめのじゃがいもを植えました。切らないのはとても楽でした!30㎏くらいのじゃがいもが20m×6本で終わっちゃいました。

大きいサイズのじゃがいもも、切らずに植えてみる実験

大きいサイズのじゃがいもも、切らずに植えてみる実験

ちょうどいいサイズもいっぱい。

ちょうどいいサイズもいっぱい。

人参、ゴボウ、大根の種まき

ここ3年、人参は黒色の4穴マルチを使っていました。通路に前年の麦わらを敷くと除草が楽でした。今年は、なんとなくマルチを張らずに播種機で条播きしました。だいたい80㎝に3条です。自家採種した種は播種機から落ちにくく、腰を曲げながら、種が落ちているか確認しながら進み、種が止まるたびに播種機を上下に振りました。大変です。

ゴボウは条間80㎝で3条。1か所に4,5粒落ちる設定で5㎝間隔です。時なし大根という抽苔がとても遅い大根もまきました。

浅く耕耘した畑は、なんだか寒々としていたので、去年敷き藁に使ったライ麦と、もともと畑を覆っていた枯れ草をもどします。

ライ麦のわらで地表を覆う

ライ麦のわらで地表を覆う

あとで、ジャガイモの土寄せをしたり、人参の除草をするときに邪魔になりそうです。どうしようと思いながらも土壌微生物のために。枯れ草やわらは、害虫も寄せ付けるようなので、難しい側面もあります。

カテゴリー: 栽培

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