米作りの始まり。浸種して籾まきしました

今年も米作り始まりました。

私の実家千葉県のいすみ市高谷では、田んぼが広がっています。田んぼと森が私の原風景。飯能で米作りができるようになって、とってもとっても嬉しいのであります。暖かい房総では、4月の上旬に田植え、8月のお盆のころに稲刈りをします。飯能では6月に田植えをして9月の下旬に稲刈りをする人が多いです。近所の営農組合では5/1に籾まきをしています。そんな情報を参考に、毎年4/22を目安に種もみを水に浸けるようにしています。

4/24 塩水選、湯温消毒、浸種

4/24 早朝に、種もみを塩水選(1.1%の塩水で浮いたものを除去する)、湯温消毒(60度のお湯に10分浸ける。途中でぬるくなるので適宜お湯を足しながら)、浸種しました。種もみは、神丹穂600g、豊里1.5㎏、ササニシキ1.4㎏、こがねもち少々です。去年できるだけ少なく育苗箱に種まきしたところ、育苗箱1つあたり約80gの種もみを播きました。

湯温消毒中。

湯温消毒中。

塩水選では、浮くお米が多かったです。スズメ害がひどかったのではやめに収穫したのが影響していると思います。湯温消毒は、何度やっても緊張します。温度を60度に保つのが大切で、時間もきっかり10分。やりすぎ、温度が高すぎると、茹でたお米になって発芽しなくなります。10分経ったら、用意しておいた冷水にどさっと移します。浸種は水道水を使っています。籾が呼吸できるように、毎朝水を交換しました。

4/29 籾まき

例年の記録から4/29に発芽すると思ったらその通りでした。籾袋のまま、洗濯機の脱水層に入れて脱水します。籾まきがしやすくなります。

神丹穂発芽。

神丹穂発芽。

今年は2反なので45枚の育苗箱に種まきすることにしました。古代赤米の神丹穂6箱、豊里18箱、ササニシキ16箱、畑に行こうよ!で手植え用には「こがねもち」を5箱。

育苗箱への種まきは2年目です。去年の経験を活かし、改善しながらの作業です。
去年の投稿は「籾まきしました」です。

育苗箱は11枚並べられるようにしました。(コンテナ1段だと、そのうち腰が痛くなったので、途中で3段に高くしました。)

まずは土を詰めます

まずは土を詰めます

籾を播きます

籾を播きます

籾まき器で一番少ない籾の設定です。80gくらいです。

籾まき器で一番少ない籾の設定です。80gくらいです。

籾の上に土をかけます

籾の上に土をかけます

この後、水をたっぷりかけました。今年は動力噴霧器をつかったので、11枚の水遣りもらくらくでした。

土が足りなくなったので草堆肥をふるいます

土が足りなくなったので草堆肥をふるいます

お米の育苗土はいろいろあるのですが、今回は草堆肥を使うことにしました。わらやもみ殻で作りたいなとも思っています。

手植え用のこがねもちはさらに疎植にしました

手植え用のこがねもちはさらに疎植にしました

発芽するまで保湿のため育苗箱を積み重ねておきます。

発芽するまで保湿のため育苗箱を積み重ねておきます。

どうにか5時半に作業が終わりました。手際がよくなったけれど枚数が去年の倍になったので思ったより時間がかかりました。

5/2には芽が出ると思うので、りゅうの畑に用意した苗代に移動します。米作りもスタート、今年も実り多き年となりますように。

カテゴリー: 米作り

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