飯能市では、エコツーリズムが盛んです。日本の3大エコツーリズムに選ばれているそうです。
ご近所の農八会が、固定種野菜のカブの食べ比べのエコツアーをするというので、参加してきました。まずは、いろんなカブを食べてみたいから。そして、どうやって、固定種野菜を説明するのかとか、どんな人たちが参加するのかとか勉強するためです。
10時から13時までの3時間で、盛りだくさんの内容でした。カブは6種類(+小島農園の木曽紅カブ)ありました。
- 飯能 みやま小カブ
- 島根県出雲地方 津田カブ
- 長崎赤カブ
- 京都 聖護院大カブ
- 飛鳥あかねかぶ
- 福井青カブ
- 小島農園より、木曽紅カブ
まずは、カブの収穫。好きなカブを10個お土産に取りました。
次に、みやま小カブの母本選抜。植わっている小カブを全部抜いて、形のいいものを選び、鉢に植えました。どんな形のものを選べばいいか教えてもらいました。50個くらいぬいて、ようやく好みの形のものが1つ見つかりました。
場所をイタリアンレストラン「La Nola」に移動しました。まずは、固定種野菜についての説明。珍しい昔の資料もありました。カブは、米が不作のときでも、9月に播いてすぐ食べられるし、ずっと食べていても病気にならないので、飢饉のときに食べられていたそうです。へぇー。そして、カブの試食をしました。スライスしただけのものと、塩でもんだもの。
私は、やっぱり自分の木曽紅カブが好きでした。去年、明石農園で木曽の「王滝かぶ」を栽培していて、その味に惚れて栽培したのです。あとで、グループごとに発表があったときも、やはり木曽紅カブの評価が高かったです。嬉しいな。みやま小カブも、やっぱりおいしいですね。ジャリジャリとした歯触りのものや、きめ細かいもの、甘いものとか、形も味も個性がいろいろで面白かったです。なかなか、こんなたくさんの種類のカブを一度に食べることはできないので、本当に勉強になりました。
そして、イタリア料理のランチです。前菜、魚料理、肉料理、スパゲッティ、サラダ、グラタンと、カブがふんだんに使われていました。シェフが後で言っていたのですが、2,3週間、カブの料理を創作していて大変だったそうです。私は、カブのスパゲッティが一番好みでした。どれも、とってもおいしかったです。さすがに、カブのデザートは出てきませんでした。
最後は、自己紹介と感想でした。今日の感想を漢字一文字で表してくださいというお題に、いろんな答えが上がっていました。多色驚楽満足共などなど。東京からも4人くらいいらっしゃっていました。すごい!さいたま市、熊谷市など、飯能市以外の人も多いんですね。
家に帰って、おみやげのカブを今度は蒸したり、焼いたりして食べました。カブづくしの夕ご飯でした。聖護院カブは、加熱すると甘みが増しておいしかったです。
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