固定種野菜の夏野菜を育てたい、でも苗づくりが難しい!というみなさんを対象に、苗作り講習会、そしてその後小島農園で育苗(温度管理、水やり)を代行するサービスを行います。
小島農園を始める前は、市民農園で3年間野菜を作っていたのですが、夏野菜の苗は東向きのマンションのベランダでやっていました。働きながら水遣りや温度管理はうまくできず、日光も少なく、なかなか苗が大きくなりませんでした。畑をはじめて育苗ハウスで苗づくりをはじめたら、たくさんの日光と、適期の水遣りによって、特に努力せずともすくすく育つ苗を見て、これは家庭菜園で固定種野菜作りをしている人に喜ばれるのではと思ったのです。
2014年は、近くで自然農をしているママたちと一緒に苗づくりサービスをしました。
苗作りサービスの苗ちゃんたちの旅立ち
初日は、講習会という形で行います。草を積み上げた堆肥山の土を使います。種は、自分で自家採種したものがあればそれを持ってきてください。ない人は、小島農園の種を使えますのであらかじめお問い合わせください。
種まきから、苗お渡しまでの流れ
3月20日(日)に種まきをします。暖かくなっていることと、育苗ハウスは2重ビニールになっているので温床がいりません。5月10日ごろに植え頃になります。小島農園の苗は、自然栽培に適した苗になっています。植え頃にはまだ幼い苗で、根っこが黒いポリポットにあたったくらい、上部はポリポットに収まっているか、少し飛び出しているかくらいです。根っこがぐるぐる巻いていない状態で定植することで、根が外にのびようとする力を利用します。市販の苗と比べるとびっくりするほど小さいので、驚く方もいるかもしれません!
10.5cmのポリポットにトマト、ナス、ピーマン、レタス、モロヘイヤなどの種を播きます。ズッキーニやきゅうりなどは、すぐに大きくなるので定植の1か月前に播くのがよいです。4月に入ってからで十分です。
途中で除草をする必要があります。草堆肥を作るときには、草の種をできるだけ入らないようにしているのですが、草の種が入ってしまい、育苗中に除草が必要になります。都合をつけて、種まき2週間目くらいで除草に来てください。そのときに、ウリ科の種まきができます。
はやくて5月のGW後半に苗をお渡しできます。GW中は、埼玉でも年によっては遅霜が発生して苗が枯れることがあります。ご注意ください。
講習会の日程、料金など
場所:小島農園くまの畑
日時:3/20(日)9時~ 終わるまで(15時ごろまでかかるかもしれません)。雨天決行(雪の場合は、中止または延期になります)
対象:家庭菜園などをしている個人
人数:10家族
費用:1家族3,000円
1人30ポットまで育苗管理いたします。講習会の料金とは別に、1ポット150円の代金をいただきます。
詳細はお問い合わせください。
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