畑に行こうよ!番外編 稲の脱穀

去年は草に埋もれて収穫にも至らなかった稲が、今年は豊作でした。ということで、畑に行こうよ!番外編 稲の脱穀をしました。

小島農園の稲の脱穀は本格的です。

  1. 人力編 足踏み脱穀機で稲を脱穀
  2. 人力編 脱穀したわらも交じった稲を、土方用のふるいでふるって、できるだけわらを取り除く。
  3. 人力編 唐箕(風を使って、軽いものを吹き飛ばす)で、ごみを飛ばし、籾を選別
  4. 動力編 もみすり機で、籾を取り除き、玄米にする
  5. 動力編 ハーベスターという機械で、1~3をあっという間に終わらせる
左端に赤い足踏み脱穀機、その下に唐箕、右側でみんなが集まっているのがもみすり機です。

左端に赤い足踏み脱穀機、その下に唐箕、右側でみんなが集まっているのがもみすり機です。

各自人力で稲から籾にする作業をして、「大変!」というのを実感してもらいました。最後のハーベスターを使うと、それがあっという間に終わってしまうというのが面白いと思います。

残念ながら、この日は写真係りがいなかったので、すべての工程の写真をとることができませんでした。私たちも、写真を撮るより、教えたり、楽しんだり、作業に没頭するのに専念してしまいました。参加者のみなさんからも急遽写真を集めました。

稲の脱穀は、畑に行こうよ!の中でも、1,2位を争うこどもが楽しいイベントとなったようです。みんなニコニコ笑顔で手伝ったり、遊んだり。普段は、なかなか他の子と遊べない子がいましたが、お母さんが「Kちゃん、今までで一番楽しかったみたい。種まきも、草取りも、あんまりしなかったけど、脱穀は楽しいみたい。他の子とも遊んでいるし」とおっしゃってました。

準備大変なんですが、みんなの笑顔を見てしまうと、また来年も頑張っちゃいます。小島農園では、防犯のためにインターネット上でこどもたちの顔を見せないようにしています。本当にキラキラした笑顔が見せられなくって残念なくらいです。

足踏み脱穀機で脱穀します。足で板を踏みながら歯車を回し、手で稲束を歯車に当てるのですが、なかなか難しいです。

足踏み脱穀機で脱穀します。足で板を踏みながら歯車を回し、手で稲束を歯車に当てるのですが、なかなか難しいです。

写真中央、お米があります。網の上を流れて、玄米だけ下に落ちます。籾つきは、もう一度籾摺りします。

写真中央、お米があります。網の上を流れて、玄米だけ下に落ちます。籾つきは、もう一度籾摺りします。

籾摺り機には、みんな興味津々でした。

籾摺り機には、みんな興味津々でした。

長男が脱穀して、出てきたわらをみんなで積んでくれてます

長男が脱穀して、出てきたわらをみんなで積んでくれてます

ハーベスターでは、一番よく採れた「ササニシキ」を最初に脱穀しました。120㎏採れたのですが、時間にして1時間かからなかったと思います。これに対して、足踏み脱穀機で脱穀した「いのちの壱」は15kgくらいでしたが、悪戦苦闘、1時間以上頑張ってようやくでした。ちなみに、小島農園では、去年ハーベスターを購入したので、2年前によく収穫できたときは、全部足踏み脱穀機で脱穀しました。

ちなみに、すずめがほとんど食べてしまったこがねもちも10kgほど、コシヒカリ、ひとめぼれ、亀の尾はまとめて15kgほど収穫できました。

足踏み脱穀機が好きな子が、残った稲を脱穀しています。奥には、脱穀が終わった稲わらの山が。

足踏み脱穀機が好きな子が、残った稲を脱穀しています。奥には、脱穀が終わった稲わらの山が。

そうそう、枝豆の収穫もしました。

借金なし大豆の枝豆を収穫

借金なし大豆の枝豆を収穫

翌日は、循環式精米機で玄米から白米にして、朝ご飯にいただきました。

玄米

玄米

白米

白米

ご飯になりました。とってもおいしかったです。

ご飯になりました。とってもおいしかったです。

カテゴリー: 畑にいこうよ!

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