2013年12月25日 畑のお便り

第4号(2013年12月25日)
冬至、乃東生(乃東 [夏枯草のこと] が芽を出す頃)

こんにちは。小島農園の小島直子です。

今年も残り少なくなりました。農業をはじめたばかりの私たちのお野菜をたくさんの人に求めていただき、驚くとともに、感謝しています。栽培技術を磨いて、ますますおいしいお野菜が作れるように励んで行きます。たくさんの人に出会えたこと、家族で過ごす毎日、人生がとても豊かになったと思います。農業をはじめてよかったと感じています。

年末で大忙しの方が多いと思います。小島農園では、12月に入ってようやくゆっくりできる日が多くなりました。10月に刈りとった稲、大豆、きびなどを少しずつ脱穀しています。暖かい育苗用のビニールハウスで、穀物の匂いに満たされ、足踏み脱穀機をガランゴロン、ガランゴロン回していると、幸せを感じます。まだ、自分たちで食べられる分くらいしか作れていないのですが、どれもおいしいので、皆さんにもお届けできるように今後作付量を増やして行きたいと思っています。

育苗ハウスでは、なんと小さなネズミが住み始めました。すずめさんが入らないようになったと思った矢先です。うーん、困った―。と思っていたら、なんと!ねこちゃんまで住み始めました。どこから入ったのか?暖かいので、みんな過ごしやすいのでしょうか。ねこちゃんには、長男がトマトの名前「サンティオ」と名付けました。サンティオ、ネズミを捕まえてくれるといいのですが。ネズミは、貯蔵しているイモ類を食べてしまったり、夏野菜の苗をかじってしまったりするそうです。

12月22日には、「雑穀を脱穀して食べよう」というイベントを開きました。大人子供合わせて30人くらいの大人数で、わいわい楽しかったです。もちきびを足踏み脱穀機で脱穀しました。もちきびポテト、もちきびグラタン、もちあわコロッケ、もちあわドーナッツ、もちあわまんじゅうと、つぶつぶ(雑穀)料理を広めている方が、たくさんの雑穀料理を作ってきてくださいました。他にも、野菜料理がたっぷりで、どれもおいしかったです。来年も、イベントを開催したいと思っていますので、興味があるものがありましたら、ぜひご参加ください。

畑のお野菜は、霜が降りる中でものんびり育っています。源助大根が終わり、ちょうど三浦大根が太ってきました。ほうれん草は、まだもう少し。不織布を葉菜にかけたのですが、結構あたたかいようで育ってきています。小松菜も、ちょうどお正月用に年末の出荷に間に合いそうで安心しました。

来年は、どんな一年になるでしょうか。みなさんもよいお年をお迎えください。

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