みんなで大豆の脱穀しました

今日は、納豆屋のゆきちゃんと、これから新規就農するKさん一家にきていただいて、小川町青山在来の脱穀をしました。

育苗ハウスでは、連日、パチッパチッっと大豆がはじける音がしていました。
10月末に収穫して、すっかりカラカラの大豆。

なので、足踏み脱穀機は使わないで、みんなで足で踏んで脱穀しました。
大豆の脱穀のコツは、深追いしないこと!

簡単に取れない莢は、そのままにしておきます。なぜって、それは虫食いや未熟果だからです。
先に、秩父借金なし大豆を脱穀&選別したのですが、莢をゴシゴシして、全部とりだしたら2割くらい虫食い&未熟でした。
10月に、試しに脱穀した時は9割5分くらいの秀品率だったのに!

脱穀して、唐箕で殻を飛ばして、最後はコンパネで傾斜をつけて大豆を転がす。
板で丸い大豆だけ落ちてくる仕組み。

写真がないので分かりづらいですね。
次回、黒千石豆は写真撮ります!

大人数だったので、10時からはじめて2時過ぎに終わりました。途中ゆっくりお昼ごはん食べました。
一人でやっていたら、きっと2日は丸々かかっていたと思います。

これからも、人手がかかる作業は、みんなで協力してやっていきたいなぁと思います。
同じ作業を、それぞれの農家が各自でやるのではなくて、一緒に今日はこの家、次はこの家って、みんなで集まってやると、なぜか早いし、情報交換もたくさんできる。一石二鳥。Kさんの奥さんは農家の出なのですが、昔はみんなでやってたよーって教えてくれました。

大豆の栽培、稲作、雑穀栽培、いろんな人に声かけて、手伝ってもらいながらやって行きたいです。
お昼ごはん用意すればいいかな?っていう試みも今日試してみました。
ごはんと、漬けものと、みそ汁。農家の、昔の日本の日常食で。

収量ですが、1aくらい作つけたのですが、結果は13kgでした。
なんと、埼玉の平均は反収(10aあたりの収穫量)111gでした。全国平均180kgだそうです。枝豆としても1/5くらい結構食べたことも考えると、上出来ということで!
農林水産省 大豆関連データ集 都道府県別生産状況(PDF:156KB)

なんと、この青山在来、日高市の「たねの森」さんが主宰するのたねの交換会で霜里農場の方からゆずってもらった少しの大豆を、市民農園で増やし、(そのときはほとんど食べず!)、ここまで増やせたのが感激です!来年は、もっと作付を増やせる!

カテゴリー: 栽培

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