畑の便り 2014年12月15日

大雪、熊蟄穴(熊が冬ごもりの時期に入り、穴にこもる頃)

本格的な冬がきました。畑には霜柱ができ、水桶には厚い氷が張っています。それでも朝日が昇り、暖かくなると日の当たるところから少しずつ霜が融けていきます。朝から収穫していると、そのうち日差しで背中が暖かくなってきて幸せを感じます。こども達は、焚火が日課になってきています。2歳の次男も、すっかり火の番ができるようになりました。長男は、ほとんど消えかかっているかまどから火を起こせるようになりました。驚きました。

こんなに寒くなったのに、まだテントウムシがいてびっくりします。今年はテントウムシが大活躍したのか、アブラムシが少なかったです。白菜の中の青虫も元気です。葉っぱの中は、少し暖かいのでしょうか。野鳥もよく目にします。ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、ツグミ、ジョウビタキ、モズ、カワラヒワなどなど。

白菜の出荷をはじめました。昨日第1弾として19玉収穫したのですが、合計49kg もありました。一番の大物は5kgもありました。家で、そのまま生で、漬物、汁物、炒め物といろいろ食べてみましたが、いい味していました。11月には、虫食いがひどくて出荷できるのかなと心配していたのですが、状態のいいものは外葉を5枚~10枚とればきれいになります。白菜は、畑に置ける冬の保存食。ほかの菜っ葉が霜で枯れていく中、結球した白菜は外だけ枯れて中は元気です。そして、白菜漬けにすれば、1月2月とお野菜が不足する時期の貴重な食料になります。小島家でも、白菜漬けを仕込み、たくわん用に大根を干し始めました。氷が張るほど寒いところでじっくり熟成した漬物は、それはおいしいです。

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白菜19玉

先日、小川町の横田農場さんを訪問しました。小島農園で大好評の「青山在来大豆」を代々育てている農家です。3反はある大豆畑で大豆の脱穀をお手伝いしました。豆用の脱穀機で次々と脱穀します。その速さに驚きます。小島農園では、足踏み脱穀機で1株ずつ脱穀するので、1日脱穀してようやく15kgのところ、200㎏以上脱穀ができました。横田農場のある青山は、名前にあるように青い石が採れる山があります。畑は石がいっぱいある上、田んぼのような粘土質の土です。耕すのが大変ですが、石のおかげでミネラル豊富な土壌となり、粘土質の土でじっくりお野菜が育ち、おいしい野菜になるようです。いただいたネギ、大根、味が濃くっておいしかったです。

カテゴリー: 畑のお便り

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