今年も里芋を無事植えることができました。
種いもの保存
里芋は栄養繁殖するので、食べているおいもを植えるとまた芽が出ていっぱい芋ができます。でも里芋は寒さに強くないので、厳寒期の保存が大切になります。
2015年は、タケノコ芋を掘ったまま土の中に埋めたら消えていました。子芋だけ芽と根がでて残っていました。親芋がこんなに寒さに弱いとは!ということで、2016年は親芋は全部販売してしまい、子芋を団地の一室でコンテナに入れて保管することにしました。子芋の方が寒さに強いことと、団地はそこまで冷えないためです。
2015年には、八頭を近所の農家さんにもらたので、子芋を土嚢袋にいれたまま団地の押し入れに置いておき、植えたら無事発芽しました。そこで八頭も小芋をコンテナに入れて保存しました。
土垂は、2015年は12月末に全部掘り起こしてから、作業ハウスに穴を掘って保存しました。深さ1mに掘った穴から出荷の度に掘り起こして、その後防寒対策で土を埋め戻す作業はかなり大変でした。2016年は畑に置いたまま防寒対策をしました。栽培中に黒いマルチシートを張っていたので、その上に不織布で空気の層を増やし暖かくして、さらに古いビニールトンネル用のビニールで多い雨水対策もしました。1月~3月まで出荷しましたが、掘りたて新鮮な芋はおいしかったです。子芋は全部販売して、硬くて食べづらい親芋を種いもとして残しておきました。土の中に埋めるとあとで掘り出すのが面倒だったので、こちらもコンテナに入れて団地で保存しました。
セレベスは、種いも用だけ畑で保存しました。植えたものをそのまま、少し土を載せ、不織布で空気の層を増やし暖かくして、さらに古いビニールトンネル用のビニールで多い雨水対策もしました。4月に掘り出してみると、ビニールで地温が暖かくなったためかかなり芽が伸びていました。
マルチ張り
小島農園では、里芋の栽培で高畝マルチをします。この畑は両隣が田んぼのため、6月から8月までは里芋の通路に水が溜まることが多く土寄せはできません。なので、このまま除草だけします。自然栽培仲間の真似をして2014年に試験的に実施したところ、よくそだったので2015年、2016年と規模を大きくして行っています。2016年には、自然栽培仲間が「マルチ張りしますよ」と声をかけてくれたので、高さ30㎝の高畝をお願いしました。2015年は、高畝に手でマルチシートを張りましたがとても大変でした。専用の機械素晴らしいです。
通りがかりの元研修生、そして現在Willアカデミーで塾と自然栽培を両立している飯島強志さんにも少し手伝ってもらいました。
里芋の植え付け
午前中は、育苗サービスできゅうりとズッキーニの種まきに来てくれたTさん親子。我が家と同じく小さなお子さんが3人!わが子も含めて子ども6人の元氣が苗ちゃんに降り注ぎます。
Tさん親子には、「午後の里芋の植え付けは氣持ちのいい畑ですよ。よかったら時間に余裕を持ってきてください」とお伝えしたところ、午後は予定がないということで一緒にりゅうの畑に行くことに。はじめは「虫がいやー!」と言っていたお姉ちゃんも、水遊びがはじまるとはじけました。3人のお子さんそれぞれに畑を楽しんでくれました。3歳の子は、なんとも氣がきくお手伝いにびっくり!
この日は、ご近所のTさん母子もきてくれ、そしてぐるぐるさんもきてくれました。近所の山下果樹園の若夫婦も散歩で立ち寄ってくれたり、義姉一家が義父母と寄ってくれたり、田んぼの地主さんでもあるSさんも立ち寄ってくれたりと、人が集まる日でした。
里芋の植え付けの様子を。
京芋は、23mを1本、60㎝間隔で。
八頭は少なめで、11mくらい、60㎝間隔で。
セレベスは1本23m、60㎝間隔で。芽が伸びているので穴に埋めるのが大変でした。
最後に本命の土垂。種いもが少なすぎたかもと、初めは80cm間隔で植えていましたが、足りそうなので途中から60㎝間隔に。生育の違いが出るか楽しみです。
みんなが手伝ってくれたのではやく終わることができました。お礼にとのらぼう摘みにお誘いしました。
T家のこどもたちと我が家のこどもたち、すっかり仲良くなってしまいました。「お風呂に入ってから帰ろうかな」という声に「一緒に行く!」という我が家の長男。ちょうど食後に今日は銭湯に行こう!と予定していたので、食後じゃなくてすぐに行くことにしちゃいました。
T家とは今日が初対面なのに、まさか裸のお付合いをするとは。こんな展開が好きな私です。小さなお子さんがいるのに一日遊びまわって、帰りも遅くなってしまって、大変な一日だったと思います。懲りずにまた来てください。
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