小島農園では、23馬力バケット付きという、大きすぎるトラクターがあります。サブソイラを牽くことを考えて購入したのです。馬力のあるトラクターで、2本爪のサブソイラをけん引します。スガノの2本爪で、50㎝くらい深く溝を切ることができます。
サブソイラの説明は、スガノ農機が詳しく書いています。
スガノ農機株式会社 製品情報 > サブソイラ
トラクターでロータリー耕を続けると、ロータリーの爪が土を叩いて硬くなる層(耕盤層または硬盤層)を作ってしまいます。硬い層があると植物の根が張れず、水もたまり土は冷たくなり、根っこが大切な自然栽培では大問題です。麦や大豆などを栽培してその根っこで耕盤をやわらかくすることもできますが、時間がかかります。そこでサブソイラをトラクターで引っ張って、割ってしまえ!ということです。
購入時には、畑用なら、サブソイラではなくてプラソイラを薦められました。少し下の層の土が持ち上げられますが、耕盤破壊量が多く効果的なようです。あんまり下の土を上にもってきたくなかったので、サブソイラにしました。検討中の方は、プラソイラもおすすめです。
2014年3月に、はじめてサブソイラかけました。こちらに詳細が。サブソイラーをかけて気がついたこと2014年9月にも1か所かけました。サブソイラ2期目は、するするっと進みました
去年の春は、長女の誕生などで、時間がやりくりできず、サブソイラはかけられませんでした。秋作の前も、時間が作れませんでした。宝の持ち腐れ、今年こそは!と天気予報とにらめっこして、優先順位を上げて今日実行です。雨のあと、2日晴れが続いて、排水のよいくまの畑では絶好の土壌状態でした。
今年はなんと、クマの畑すべて(約3反くらい)にサブソイラかけます。南北に50cm置きくらいに。東西には、もう時間がかけられないので1m置きくらいに。ちなみに、トラクターでの仕事は女性におすすめです。力がいりません。今日は私がトラクター、丈ちゃんは、トラクターを入れたくない畑で耕耘機で耕耘してもらいました。耕耘機や、サク切りのための管理機こそ、力が必要なのです。
2年ぶりにサブソイラをかけてみて、2年前に初めてかけたときよりもスムーズだと氣がつきました。どうしても、刃をあげないと進めないところ(爪についた硬い黄色い土をみると、真土だと思います)が少ないです。トラクターの使い方も慣れたためか、力が入れられる設定(クリープをLow、副変速High、主変速2 or 4)で力強く牽いたのもよかったかもしれません。ゆっくり走るので時間がかかりましたが、2年前よりも前輪がすべること少なかったです。麦や大豆を育てたことも関係しているでしょうか。
クマの畑、今年はネギ、さつまいも、トマト、スイカ、大豆などを栽培予定です。年々向上していく畑、今年の実りも楽しみです。
大きな畑(くま3反、ヤギ2反5畝、ウシ2反、タヌキ1反、キツネ1反)は、トラクターで耕耘するので、今後も耕盤層ができます。定期的にサブソイラで耕盤破壊をしていくのがいいと思っています。
冬野菜用のキツネとタヌキの畑、今年の9月の作付前に、サブソイラかけたいと思っています。時間のやりくりができるか?乞うご期待!
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