たねの交換会を開催しました

11/26(日)に、日高市清流森の果樹園でたねのわ主催、たねの交換会を開催しました。交換会は、毎年2回、7月の最終日曜日と11月の最終日曜日に開催しています。

まだ畑をやったことのない方、種を持っていない人も参加できます。まずは、育ててみたい種をもらって、播いてみてください。はじめから種採りが上手にできないかもしれません。何年かやってみて、いっぱい採れたら、ぜひまたたねの交換会に「たね返し」として持ってきてください。たねの交換会には、野菜づくりが大好きな人、たね採りを楽しんでいる人が集まります。たねの交換だけでなく、たね採り話を楽しみましょう。

小島農園をはじめ、日高市ののの農園さん、飯能市のっぽファームさん、川越の河合農園さんと農家さんも参加しています。今回残念ながら参加できませんでしたが、小川町の横田農場さん、日高市ふうわりファームさんもいつも来てくれます。遠くは千葉、横浜からも来てくれました。家庭菜園をやっている人も種採りして持ってきてくれます。たねを中心に人が集まるって素敵だなと思います。

2015年に「たねのわ」を発足した経緯がこちらにあります。
たねのわの、たねの交換会を開催しました

「たねはみんなのもの。たねをわかちあい、たねを通じてつながっていきましょう」という理念のもと、たねの交換会を中心に活動をしています。たねのわ発足以前に5年、発足してから3年と、もう8年たねの交換会が続いています。100年続けられるように、緩やかに地道な活動を続けていきたいと思っています。

活動レポートがvol.5 まで発行されています。たねのわのホームページで閲覧もできます。たねのわ、たねの交換会に興味がある方、事務局までお問い合わせください。イベントの連絡をメールでお送りすることもできます。

たねとり相談室を開きました

13時から開始ですが、午前中は「清流マーケット」が開催されています。11時から「たねとり相談室」と称して、持って行った種33種類を並べて座っていました。

清流マーケット 真ん中のドームも素敵です。ドームの入り口でたねとり相談室しました。

清流マーケット 真ん中のドームも素敵です。ドームの入り口でたねとり相談室しました。

33種類の種を並べたら、人目を引きました。種をみて話しかけてくれる人がいました。

33種類の種を並べたら、人目を引きました。種をみて話しかけてくれる人がいました。

こんな感じで相談室やってました

こんな感じで相談室やってました

まずは自己紹介

さて、たねの交換会開始です。素敵なドームの中で円座になって一人ずつ自己紹介です。持ってきた種を紹介します。今回、私は過去最高の33種類の種を持って行きました。たねの交換会ですが、たねを持っていなくても参加できます。
持ってきていただく種、事前にメールまたは申込フォームで連絡いただければ、リストに掲載します。皆さん、たねリストをじっくり眺めて何をもらうかチェックします。

13時のスタート時点では「あれ、今回は参加者少ないな」と思っていましたが、1時間の自己紹介が終わる頃にはいつも通り50人くらい集まっていました。

たねリストを見ながら、たねの紹介をしました。

たねリストを見ながら、たねの紹介をしました。

遠くは横浜から来てくれました。ドームの幾何学模様がまた素敵ですね。

遠くは横浜から来てくれました。ドームの幾何学模様がまた素敵ですね。

たねの交換、もらうだけでもOKです

いよいよたねの交換開始です。自己紹介の間に、なんの種をもらうか決めておいて、スタートと同時にお目当ての種に向かいます。

いつも準備が素晴らしいNさん。育て方、特徴など、たねの情報をまとめて、種と一緒に渡しています。栽培方法のコツなど、聞く方も真剣ですね!

いつも準備が素晴らしいNさん。育て方、特徴など、たねの情報をまとめて、種と一緒に渡しています。栽培方法のコツなど、聞く方も真剣ですね!

栽培情報をしっかり用意してくれる方も。これなら、栽培や種採りの失敗も少なくなりそうです。

栽培情報をしっかり用意してくれる方も。これなら、栽培や種採りの失敗も少なくなりそうです。

「全部たね返しです。」というSさんの持ってきた種。ビンに入って美しく、Sさんの種への愛情を感じました。

「全部たね返しです。」というSさんの持ってきた種。ビンに入って美しく、Sさんの種への愛情を感じました。

こっちでもたねの交換。声が聞こえてくるようです。

こっちでもたねの交換。声が聞こえてくるようです。

薬草をいっぱい育てているSさん、珍しい種は早々に完売(売ってませんが)だったそうです。

薬草をいっぱい育てているSさん、珍しい種は早々に完売(売ってませんが)だったそうです。

大きな落花生をみんなで見ているのかな?「大きくって、おいしいんですよ」という紹介が効きました。

大きな落花生をみんなで見ているのかな?「大きくって、おいしいんですよ」という紹介が効きました。

アロエベラも持ってきてくれました。地植えすると強いそうです。

アロエベラも持ってきてくれました。地植えすると強いそうです。

なんだかほっこり写真。ののの農園さんご夫婦です。

なんだかほっこり写真。ののの農園さんご夫婦です。

どうぞ、いっぱい。とお酒じゃなくて種を注ぎます。

どうぞ、いっぱい。とお酒じゃなくて種を注ぎます。

紫いんげん豆

紫いんげん豆

1人分ずつ袋に入れて用意してくれてます。

1人分ずつ袋に入れて用意してくれてます。

こっちでも話の花が咲いています

こっちでも話の花が咲いています

活気が伝わるでしょうか?みんな楽しそうです

活気が伝わるでしょうか?みんな楽しそうです

ほっこりお茶タイム、ならぬ味噌汁タイム

みなさんに、小島農園のお野菜たっぷり味噌汁を用意しました。交換が落ち着いたころ、みんなでお味噌汁を食べました。ちょっと寒くなってきたのでほっこりできたでしょうか。東松山の「珈琲工房まつざわ」さんから、毎回コーヒーの差し入れもしていただいてます。ポップコーンはこどもたちに大人気。マッシュルームのオリーブ漬けを持ってきてくれた方、横浜からは崎陽軒のシュウマイも。

ほっこりお茶タイム

ほっこりお茶タイム

感想

無事、たねの交換会が開催できて一安心です。今回は、「たね返し(もらった種から種をとって持って帰ってくること)」が増えたようで嬉しかったです。今回、参加2回目の方が、ずいぶん打ち解けて楽しそうにしていたのも嬉しかったです。初参加の方が、硬そうな感じだったので、「また来てくださいね」と声かけました。また来てくれるといいな。

回数を重ねてきた人たちも、顔つきが変わってきました。仲間意識がめばえ、たねの交換会は楽しさで溢れています。お借りしている「森の果樹園」もとても素敵な場所です。木々に囲まれた素敵なドーム、素敵な氣が巡っているようです。こどもたちは、トランポリンでずっと遊んでくれてました。

交換会の円座の真ん中で、うちの長女が寝てました。たねのわの発足した年に生まれた長女、たねのわのみなさんが「大きくなったね」と成長を喜んでくれてます。100年続けるということは、長女がおばあちゃんになるまでです。若い人たちをどんどん取り込まないとですね。

33種類持って行った種、みなさん喜んでくれました。今回初参加の方が、お米「豊里」を持って行ってくれたのが嬉しかったです。なかなかお米を作っている人は少ないですから。エゴマの種を見て、数人がエゴマの種採り難しいですね。いつの間にか種が落っこちちゃってましたと言ってました。種採り相談、今後も続けますので、ぜひ早めにたねの交換会にいらしてくださいね。

「これもらって」と、コリアンダー、野沢菜、冬菜、かぼちゃの種ももらっちゃいました。たねの交換会でもらった「糸萱かぼちゃ」、とてもおいしくて出会えてよかったと思っています。野沢菜、冬菜、きっと宅配のお客様が喜んでくれると思います。

カテゴリー: たねのわ

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